アスリートが転職で成功するには？おすすめ転職エージェント9選！

アスリートに転職で困ったことをインタビュー

「転職活動を進め方」や「つまづきやすいポイント」を事前に知っておくと安心して転職活動を進めることができます。
アスリートが転職活動で苦戦するポイントを、元プロレベルの選手やアスリート社員へのインタビュー結果から4つ紹介します。

書類の書き方が分からない

転職活動では企業に提出する書類が複数あります。
特にエントリーシートや職務経歴書は、自分のこれまでの経験をアピールできる機会であり、採用担当者もこれらの内容を重視しています。
元アスリートに行ったアンケートでも、

• そもそも何を書けば良いかが分からない
• 正しい日本語を使えているか不安
• 自分の職歴に自信がない

といった声がありました。

未経験で活躍できるか不安

競技を中心に生計を立てていたアスリートは、全くの未経験から仕事を始めることとなります。また、仕事をしつつ競技を続けている場合も、事務職やフリーターといった働き方をしていることが多いと思います。
競技引退をきっかけにキャリアチェンジを考える場合、未経験の職種で選考を受けることとなるため、入社後のキャリアをイメージできず不安に感じてしまうようです。

転職に関する情報が少ない

周りに同じような境遇の人がいない場合は得られる情報が少なく、自分自身で情報を集める必要があります。
競技も続けつつ転職に時間を割くことは、体力面・精神面で負担となります。また、思うように転職活動が進まず、実際に働き出すまでにかなり時間がかかってしまったといった声もありました。

ビジネススキルが身についていない

プロレベルで活躍していたアスリートでは、パソコンを全く使ったことがなかったため困ったという声がありました。
一般企業への転職は、基礎的なパソコンスキルや正しい敬語を使うことが必須なため、他の人よりもスタートに出遅れを感じてしまうようです。
こうした懸念点が大きくなると、転職に対するモチベーションが下がってしまうため、転職活動が進まない場合があります。

アスリートは転職エージェントを使うべきか

結論、アスリートの方こそ転職エージェントを活用すべきです。
特に、「初めて」転職活動を行うアスリートにとって、転職エージェントは強い味方となります。
転職エージェントには「総合型転職エージェント」と「特化型転職エージェント」があります。
競技経験を活かして転職活動をする場合は、アスリート特化の転職エージェントを利用しましょう。

総合型転職エージェントとの違い

総合型転職エージェントとアスリート特化型転職エージェントの大きな違いは3つあります。

紹介できる求人

最も差が出る要素は、紹介可能な求人の特徴です。
総合型転職エージェントは、幅広く求人を取り揃えており、求人数の多さが特徴です。
アスリート特化型転職エージェントは、求人数は莫大ではありませんが、アスリートを採用したい企業と強いコネクションがあります。
アスリートの採用支援実績も多数あることから、紹介してくれる企業に安心感があることもメリットです。

求職者の数

求人数の数は求職者（利用者）の数にも相関します。
総合型転職エージェントは未経験からハイクラスまで様々な人が利用していることから、エージェント側は学歴や職歴などを見て判断し、企業に採用されやすい人を積極的にサポートする傾向があります。
アスリートはプロとしての活動歴はあるものの業務の職歴はないことが多く、一般的な総合型エージェントでは後回しにされる可能性がでてきます。
しかしながら、アスリート特化型転職エージェントの場合は、対象がアスリートに限定されているため、スポーツ経験を活かしながら転職活動をするための情報を保有しており、様々な手厚いサポートを受けることが可能です。

サポート内容

前述の通り、転職エージェントには多くのユーザーを通じて、支援実績やノウハウが蓄積されやすい傾向があります。
アスリート特化型転職エージェントでは、総合型転職エージェントと比較をするとアスリートの利用が多いため、スポーツ経験を活かした転職方法をより熟知しています。
アスリートが転職する際のコツや注意点をピンポイントで押さえているため、アスリートの転職のプロであるといえるでしょう。
「これまで競技一筋で自己分析のやり方も分からない」といった人でも安心して相談できることがポイントです。

アスリートにおすすめの転職エージェント9選

アスリートの転職はアスリート特化型転職エージェントがおすすめです。
ここからは、アスリートの転職に特化した転職支援サービス9選を紹介します。

マイナビアスリートキャリア

マイナビアスリートキャリアは、業界大手マイナビが運営するスポーツ経験者に特化した転職エージェントです。
「すべてのアスリートの拠り所に」を掲げており、アスリートのキャリア形成に伴走してくれます。
自己分析から内定までを一貫してサポートしてくれるため、利用者の満足度が高い点も特徴です。

「もっと競技に集中できる職場に転職したい」
「時短勤務でトレーニングの時間を確保したい」
「アスリート手当のある会社で働きたい」

といった現役社会人アスリートにおすすめの転職エージェントです。
引退後のキャリアも相談できるので、利用がまだ先の場合でもとりあえず相談してみましょう。

スポナビキャリア

大学在籍時にスポナビのサービスを利用した方もいるのではないでしょうか。
スポナビキャリアは、スポナビ同様、スポーツフィールドが運営している体育会・アスリート・スポーツ経験者のための転職エージェントサービスです。
グロース上場の企業が運営しており、信頼度も高いサービスであると言えます。
コンサルタントの全員が体育会系出身のため、実体験をもとにしたアドバイスをしてくれます。

アスリートエージェント

アスリートエージェントはアーシャルデザインが運営する転職エージェントです。
面談から内定後のフォローまでを一貫して行っており、これまで10,000名以上の求職者のカウンセリングを行ってきた実績があります。
求人紹介だけでなく、エンジニア育成スクールも運営しているため、手に職つけたい人におすすめです。

ジール就職サポート

ジール就職サポートはジールコミュニケーションズが運営する転職エージェントです。
1,600社のなかから条件に合わせた求人を紹介してくれます。
また、スピード感のある就活を強みにしており、最短2週間で内定獲得ができる場合もあります。

NextConnect

NextConnectはキャリアでも挑戦を続けたいアスリート向けの転職エージェントです。
スポーツ業界への転職を強みにしており、プロスポーツチームの求人に特別選考で応募することができます。
キャリアコーチングのサービスも展開しており、キャリアアップを目指した転職にも利用可能です。

アスワーク

アスワークはOFFICE YAGIが運営する就活エージェントで、サービス開始が2024年5月と新しいサービスです。
インターハイや国体で活躍した八木勇樹さんが代表を勤めており、ネットワークを活かした企業紹介を強みにしています。

アスカラ

アスカラは株式会社Colorful Lifeが運営する転職エージェントです。
2023年10月設立と比較的新しいサービスで、エンジニア教育やビジネススキル教育に力を入れている点が特徴です。
メールやLINE、Instagramから問い合わせできることも嬉しいポイントです。

VITAエージェント

VITAエージェントは株式会社SportsVitaが運営する転職エージェントです。
元々キッズ向けのサッカースクール事業を行っており、社会人アスリートの転職もサポートしています。
口コミや評判が出てこないところが気になるため、利用する場合は他のエージェントも併せて使うようにしましょう。

PLMキャリア

PLMキャリアはプロ野球パ・リーグに深い関わりのあるパシフィックリーグマーケティング株式会社が運営しています。
球団だけでなくスポーツ業界の転職に特化しており、プロスポーツに関わる仕事をしたい人におすすめのエージェントです。
アスリートに特化しているわけではなく、スポーツ業界は人気のある仕事であるため、自分である程度の対策を行う必要があります。

転職エージェントを選ぶポイント

いかがでしょうか？
アスリートの転職をサポートするサービスは多数あることがわかります。
ここからは自分に合った転職エージェントを選ぶためのポイントを紹介します。

サポート内容を確認する

企業紹介だけを行うエージェントだと、対策ができず転職が進まない場合があります。
自己分析や自己PR添削、面接対策を親身にサポートしてくれるかを重視してエージェント選びをしましょう。

公開求人だけで判断しない

転職エージェントは非公開求人を多く保有しています。
公式サイトに掲載されている紹介可能企業は一例であり、タイミングによっては自分が紹介してもらえるとは限りません。
また、公式サイトに企業名がない場合でも、優良企業を非公開求人として保有している可能性は高いため、サイトにある企業だけで判断しないようにしましょう。

口コミや支援実績を確認する

エージェントを実際に利用した人の評価や口コミを調べることで、どのようなサービスを受けられるかイメージすることが可能です。
口コミが悪いエージェントは、納得できる転職にならない可能性があるため必ず調べるようにしましょう。

担当アドバイザーとの相性を重視する

相性が合わない人が担当の場合、転職が思うように進まないことがあります。
コミュニケーションをとるなかで合わないなと感じたときには、担当アドバイザーを変更することをおすすめします。
エージェント側はサービスを利用してもらうことが第一優先と考えているため、担当の変更希望を伝えることは問題ありません。
また、一つのエージェントだけを使う必要もないので、様々なエージェントを利用し、自分に合ったエージェントを見つけていきましょう。

アスリートが転職成功するためのコツ

忙しいなかでの転職活動は労力を要すると思います。
ここからは、転職エージェントを利用するほかに自分でできる転職のコツを3つ紹介します。

自己分析から転職の軸を作る

転職は引っ越す際の物件選びと似ています。
条件を絞らないと無数に候補が出てきて探すのに時間がかかり、絞り込みすぎると候補が全く出てきません。
自己分析を通して、転職の譲れない条件「転職の軸」を作るようにしましょう。
転職したい業界職種、働き方やキャリアビジョンを固め、優先順位をつけることで、効率的に求人を探すことができます。
転職の軸がないとやみくもに面接を受けることになり時間もかかることになるため、しっかりと準備して転職を進めましょう。

転職の軸に関して、こちらの記事で詳しく解説しています。

アピールポイントを言語化する

自身の強みが言語化できていないと、選考時に効果的なアピールができません。
一般的に、企業はアスリートの

• 誠実さや真面目さ
• 礼儀正しさ
• 協調性
• ポジティブ思考
• 努力家

といった人柄を評価して採用したいと考えていることが多いです。
自分の経験と重ね合わせ、強みにできることがあれば積極的にアピールしましょう。

期限を決める

仕事と競技に並行して転職活動を進めることはかなり大変です。
すでに競技継続に支障をきたしている場合を除き、どうしても後回しにしたくなりますよね。
ただ、ダラダラと転職活動を進めてしまうと、

• タイミングを逃してしまう
• 転職エージェントに相手にしてもらえなくなる
• 社会人歴に対してキャリアが築けていない

といった弊害を招く恐れがあります。
「遅くとも〇月までに内定をもらう」といった目標を立て、メリハリのある転職活動を意識しましょう。

まとめ

転職エージェントはアスリートが転職活動を進める際に強い味方となってくれる存在です。
特にアスリート特化型転職エージェントであれば、あなたの経験を魅力的に伝えるサポートをしてくれることでしょう。
利用する際にはエージェントに頼り切りになるのではなく、相談相手の一つとして活用するようにしましょう。
また、担当アドバイザーと相性が合わないと感じたときは、担当を変えてもらうか他のエージェントを使用することもおすすめです。
焦らずに、納得のいく転職活動を進めましょう。

アスリートの転職支援ならマイナビアスリートキャリア

マイナビアスリートキャリアでは、体育会学生に特化したアドバイザーが、自己分析から内定までサポート。
部活動経験などを通じて得た、強みやアピールポイントを一緒に考えます。
また、試合期間や教育実習期間を考慮して就活を進めることができます。
就活に出遅れた、と感じる方も大丈夫。
エージェントを活用して、効率よく就活を進めましょう。
※他のエージェントとの併用や自分自身で進めている選考と並行した利用もOKです！

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