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短期離職したら転職できない?選考で不利にならないために抑えるべきポイントを解説
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「入社前と後で業務内容にギャップがあった」
「職場の環境が合わず仕事を続けられなそう」
など、やむを得ない理由から入社後すぐに転職を考える人もいると思います。
この記事では、
・短期離職をするか悩んでいる人
・短期離職後の仕事探しにお困りの人
に向けて転職のポイントを解説します。
短期離職とは
短期離職した人が転職活動を行う際のポイントを解説する前に、まずはどのような人が短期離職と見なされるのかを確認します。
入社後3年未満がボーダーとなることが多い
前提として短期離職に明確な期間はありません。一般的には3年未満での転職を短期離職とすることが多いものの、近年は転職に対するハードルが低くなっており、2~3年以内の離職を短期離職と見なさないこともあります。ただし、1年未満での離職の場合は早期離職と判断されることが多く、やむを得ない事情や企業側に離職の要因がある場合を除き、転職活動の際に不利になってしまう可能性もあります。
なぜ短期間で離職を考える?
せっかく入社した会社をなぜ短期間で辞めたくなるのでしょうか?短期離職をしてしまう人の理由は大きく5つに分かれると考えられます。例を基に「なぜ辞めたいと思ったのか」を整理してみましょう。
①人間関係が合わない
仕事をするうえで「誰と一緒に仕事をするか」は仕事に対するモチベーションに大きく影響します。人事担当者や社長の人柄に惹かれて入社を決めたが、現場で働く同僚と相性が合わずストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。結果的に人間関係のストレスに耐え切れず離職を考える人も多くいます。
②募集要項と実態が違った
入社前に想像していた仕事内容と入社後に任された仕事内容が異なる場合、希望した仕事ができず転職を考える人も多くなると考えられます。募集要項を入念に確認し仕事内容を理解しておくことはもちろん、既存社員とのカジュアル面談や座談会、エージェントを活用して実際の働き方についての情報収集を行う必要があります。
③会社の風土が合わない
目標達成に対する向き合い方や残業に対する考え方などは、会社の規模やフェーズ、企業風土によって異なります。会社の風土が自分に合っていないと、仕事にやりがいを感じられなかったり、心身ともに疲弊してしまう可能性があります。こうした状況から抜け出すために転職という選択をする人も多いと言えます。
④体調不良で仕事を続けられない
健康面の悪化や事故などにより今の仕事を続けられなくなってしまう場合もあります。体調不良での離職はやむを得ないと考えられる一方、転職先を選ぶ際にはどのような仕事・業務であればできるのかを明確にしたうえで転職活動を行う必要があります。
⑤なんとなく辞めたい
「はっきりとした離職理由はないがなんとなく辞めたい」
「周りが転職しているから」
といった理由で転職を考えている人もいるかもしれません。転職理由が明確になっていないと、転職活動が思うように進まない可能性があるほか、転職先でも早期離職を繰り返してしまうことがあります。その離職(転職)が本当に必要なのかを考え、慎重に判断するようにしましょう。
短期離職者は増加傾向にある
ここまでは短期離職の期間や短期離職をしてしまう理由を紹介しました。
近年では転職に対する考え方が変容していることや、退職代行サービスの認知度が高まったこともあり、短期離職者は増加傾向にあります。厚生労働省が公表した新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)によると、高卒就職者の38.4%、大学卒就職者の34.9%が3年以内に離職しており、前年と比較して高卒就職者では1.4%、大学卒就職者では2.6%の増加となっています。増加傾向にあるからといって短期離職を勧めるわけではありませんが、早期離職者に対する社会的な印象は変わっていると考えられるため、無理に仕事を続ける必要はないとも言えるでしょう。
短期離職でも転職を成功させるコツ
ここからは短期離職を考えている人向けに、転職活動を成功させるためのコツを3つ紹介します。転職を成功させるためにもしっかりと理解して転職活動に臨みましょう。
退職理由を明確にする
選考の面接時に退職理由を質問されることがあります。特に短期離職の経験がある人に対しては、自社でも短期離職してしまわないか不安なため、なぜ継続できなかったのかを詳しく問われることが多いです。離職理由がぼんやりとしていたりうまく伝えられないと不信感にも繋がってしまうため、なぜ転職することを決めたのかを改めて深掘りし、面接対策で答え方の練習を万全にしておくようにしましょう。
転職の軸を持って転職活動を進める
転職の軸とは、転職活動を行ううえで重視する条件のことを指します。転職先で短期離職を繰り返さないためにも、自己分析を行い絶対に譲れない条件を明確にしておきましょう。転職の軸を持つことで入社後のミスマッチを防止することができるだけでなく、選考を受ける企業を絞り込むことができるため、効率的な転職活動を進めることができます。
転職活動での自己分析方法や転職の軸の作り方はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
転職エージェントを活用する
「転職活動の進め方が分からない」
「忙しくて転職活動をする時間がない」
「自分に合った企業が見つかるか不安」
といった悩みを抱えている人は転職エージェントを活用することをおすすめします。転職エージェントのなかには第二新卒に特化しているサービスも多くあり、キャリアやスキルに不安がある人でも安心して利用することができます。企業紹介だけでなく、選考対策や書類添削を無料でサポートしてくれることも転職エージェントを活用するメリットであると言えます。
こちらの記事で第二新卒向けの転職エージェントを紹介しているので、併せてご覧ください。
短期離職で転職する際の注意点
いかがでしょうか?短期離職で転職活動をする際には
「なぜ転職を決めたのか」
「次の会社はどのような基準で探しているのか」
を明確にすることが重要であると分かりました。ここからは、短期離職での転職で注意すべきポイントを紹介します。
離職理由を他責にして伝えない
離職理由は必ずしも円満な理由だけではないと思います。退職理由を伝える際に感情的な表現をしてしまったり、ネガティブなこと(悪口)を言ってしまうと、たとえ事実であっても印象としてはあまり良くありません。離職理由を答えるときは他責にせず、事実を端的に伝えるようにしましょう。
企業分析を入念に行う
短期離職に至ってしまった背景の1つに「企業分析が甘いことによるミスマッチ」があります。もちろん働いてみてからでないと気づけないことはありますが、
- 既存社員のリアルな声を収集する
- 口コミサイトで会社の評判を調べる
- 募集要項の気になる部分を質問する
といった対策は入社前でも実施することができるため、選考が進んでいる企業や内定をもらった企業の情報収集を入社前に必ず行うようにしましょう。
離職と転職活動のタイミングを考える
働きながら転職活動をするのと、離職後に転職活動をするのとでは、心持ちや職歴の面で大きな違いがあります。離職してから転職活動を行う場合、経済的な不安により転職先を妥協してしまいミスマッチとなってしまうことや、すぐに転職先が決まらず職歴に空白(ブランク)が生まれてしまう可能性があります。身体的負担からこれ以上続けられない場合を除き、転職活動は在職中に行うようにしましょう。
こちらの記事で働きながら転職活動を行うコツを解説しているので、併せてご覧ください。
まとめ
短期離職はやむを得ない場合を除き、転職活動で不利になってしまうことが多いと言えます。今の会社を辞めるか悩んでいる人は「なぜ転職したいのか」「転職することで叶えたいキャリアは明確か」など、転職の必要性を深掘りしたうえで判断するようにしましょう。転職活動を行う際には、選考対策を十分に行うだけでなく、短期離職を繰り返さないための企業選びをすることが重要です。不安な人は転職エージェントのサポートを受けながら納得できる転職先を見つけましょう。
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