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【山岳部・ワンダーフォーゲル部専用】例文あり|部活動経験をアピールした自己PRの書き方
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自己PRでは、自分が今までの経験で学んだことや今後活かせるスキルをアピールします。
企業側は自己PRを見ることで、応募者がどういう人なのかを知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。
そのため自己PRは選考において重要な項目で、企業側が必ずチェックする項目なのです。
ありきたりな内容にならないよう、競技を通じて「経験したこと・学んだこと・今後活かせること」を取り入れ、自分らしい自己PRを作成しアピールしていきましょう!
自己PRとは
自己PRやガクチカは、自分の今までの経験や学んできたこと、今後活かせるスキルなどをアピールするものです。
企業側(面接官)は自己PRを見ることで、就活生の皆さんがどういう人なのかを知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。
そのため自己PRは選考において必ずチェックされる、重要な項目です。
登山経験をアピールできる強みの例
まずは、登山経験を自己PRでアピールする際に使える強みの例を紹介します。
自分自身の経験に当てはめて、どのような強みをアピールできそうか考えてみましょう。
計画力
登山では、下調べや準備が重要になるほか、どのようなルートで登るのかを事前に把握しておく必要があります。
実行する前段階にリスクヘッジを取ることは、仕事でも計画力として活かすことができます。
これまでの登山経験を具体的に伝え、説得性を持たせましょう。
協調性
複数人で登山する場合、周りに配慮する必要があります。厳しい環境に置かれると苛立ちを感じてしまうかもしれませんが、どんな場面でも周りのことを考えて行動できる人は協調性が高いと考えることができます。
仕事では立場や主張が異なるメンバーとも円滑にコミュニケーションを取りながら進めていく必要があるので、そういった経験は積極的に伝えていきましょう。
協調性を就職活動に活かすコツをこちらの記事で詳しく解説しています。
忍耐力
時には、登山ルートが整備されていない山など過酷な経験をしたこともあるかと思います。
どんな状況においても諦めない姿勢によって培われた責任感やストレス耐性は、社会に出てもプラスに働きます。
困難に至った経験を自己PRに織り交ぜ、忍耐力をアピールしてみましょう。
忍耐力を就職活動に活かすコツをこちらの記事で詳しく解説しています。
目標達成意識
登山経験者の大きな強みとして、目標達成意欲の高さがあります。
登山へ向けていた熱量を仕事にも活かすことができれば、課された目標に対して努力を惜しまず、目標達成をやりがいとして自走できると考えられます。
やりがいを持って仕事に向き合えることは、結果を出すためにも重要となるため、目標達成意識は自己PRに活用できる強みであると言えます。
自己PRを作る際のポイント3つ
自己PRを作るときのポイントは3つ!
【1】具体的な目標
【2】課題と課題解決に向けた行動
【3】経験から得た強みと企業での活躍
今回は、ワンダーフォーゲル部に所属しているAさんの自己PR文を魅力的な内容にレベルアップしていきます。
修正前の自己PRをチェック
=修正前の自己PR=====
私は大学4年間、ワンダーフォーゲル部に所属していました。
富士山登頂も経験し、最後までやり遂げることの重要性を学びました。
この経験を活かし、貴社でも活躍をしていきたいと考えています。
==============
この自己PR文を、上記の【1】【2】【3】のポイントを踏まえて改善してみましょう。
【ポイント1】具体的な目標
皆さんの経験をアピールするためには、どれだけ困難な目標に取り組んだのか、企業に伝えることが必要です。
目標は漠然としたものではなく、具体的な目標を記載する必要があります。
また、目標の難易度についても、登山を知らない企業の採用担当の方にも伝わるように表現しなければいけません。
=NG例とOK例=======
NG例
取り組んだことの記載のみで目標がない
私は大学4年間、ワンダーフォーゲル部に所属していました。
OK例
具体的な目標の記載がある
私は大学入学時からワンダーフォーゲル部に所属しております。
元々陸上競技を行っていましたが、富士山登頂をしたいという目標を叶えるために山岳部への入部を決めました。
GOOD例
目標の難易度が分かりやすく表現されている
私は大学入学時からワンダーフォーゲル部に所属しております。
元々陸上競技を行っていましたが、富士山登頂をしたいという目標を叶えるために山岳部への入部を決めました。
体力には自信がありましたが、山の厳しい環境は体力の消耗が激しく、登山の厳しさを痛感しました。
==============
【ポイント2】課題と課題解決に向けた行動
皆さんが目標の達成を目指した時、そこには必ずクリアしなければいけない課題があったはずです。
その課題は何だったのか、『エピソード』をなるべく具体的に記載しましょう。
よくみられる自己PRの失敗例としては、目標とその結果だけが記載されている自己PR文です。
どれだけ結果が素晴らしいものでも自己PR文としては失敗作なので注意が必要です。
企業の採用担当は皆さんが「どんな課題に対してどのような行動をしたか」という中身を見ています。
=NG例とOK例=======
NG例
課題が述べられていない、行動も漠然としている
富士山登頂も経験し、最後までやり遂げることの重要性を学びました。
OK例
課題と解決に向けての行動がある
登山経験を積むことが重要であると考え、毎月1回は登山の機会を必ず作るようにしました。また、登山中のコミュニケーションもチームで登山する際には重要となると考え、声掛けを積極的にするよう意識しました。目標としている富士山登頂も昨年達成することができ、目標に向かって努力し叶えた際の達成感や、最後までやり遂げることの重要性を学びました。
GOOD例
より具体的に課題と解決に向けての行動がある
登山未経験から始めた私は、まず経験値を積むことが重要であると考え、毎月1回は登山の機会を必ず作るようにしました。最初は体力的に厳しく月1回の登山が限界でしたが、継続することで月2回の登山にも耐えられる体力やメンタルを養うことができました。また、チームでのコミュニケーションも登山する際には重要となると考え、ミーティング中に積極的に発言し、登山中は周りへの声掛けをするよう意識しました。目標としている富士山登頂も昨年達成することができ、目標に向かって努力し叶えた際の達成感や、最後までやり遂げることの重要性を学びました。
==============
【ポイント3】経験から得た強みと企業での活躍
登山の経験やその経験から得た強みを、企業でどう活かすか。自己PRに必要な最後のピースです。
部活動で培った強みを企業で活かせる強みに変換することは非常に難易度が高いものですが、企業や面接官が評価する部分でもあるので、しっかりアピールするようにしましょう!
=NG例とOK例=======
NG例
強みの言語化ができず、企業で活躍するイメージも抽象的
この経験を活かし、誰よりも努力し貴社でも活躍をしていきたいと考えています。
OK例
経験から得た強みを言語化し、企業で活かせる場面が分かる
この経験から得た、「目標達成意識」を武器に、貴社においても目標達成に向けて主体的に業務に取り組んでいきたいと考えております。
GOOD例
企業の特徴に合わせて、強みをアピール出来ている
毎年、事業成長を続けている貴社、自身に課された目標を達成しようとする主体性と積極性が重要となると考えられます。
登山で培った「目標達成意識」という強みを活かし、貴社においても目標を達成するまで投げ出さず、周りのモチベーションも上げられるような社員になりたいと考えております。
==============
3つのポイントを意識した自己PR(例文)
3つのポイントを組み合わせてひとつの文章にまとめると、以下のような文章になります。
私の強みは「目標達成意識」です。
私は大学入学時からワンダーフォーゲル部に所属しております。
元々陸上競技を行っていましたが、富士山登頂をしたいという目標を叶えるために山岳部への入部を決めました。
体力には自信がありましたが、山の厳しい環境は体力の消耗が激しく、登山の厳しさを痛感しました。
登山未経験から始めた私は、まず経験値を積むことが重要であると考え、毎月1回は登山の機会を必ず作るようにしました。最初は体力的に厳しく月1回の登山が限界でしたが、継続することで月2回の登山にも耐えられる体力やメンタルを養うことができました。また、チームでのコミュニケーションも登山する際には重要となると考え、ミーティング中に積極的に発言し、登山中は周りへの声掛けをするよう意識しました。目標としている富士山登頂も昨年達成することができ、目標に向かって努力し叶えた際の達成感や、最後までやり遂げることの重要性を学びました。
私はこの経験から培った「目標達成意識」は貴社においてこそ発揮できると考えております。
毎年、事業成長を続けている貴社、自身に課された目標を達成しようとする主体性と積極性が重要となると考えられます。
登山で培った「目標達成意識」という強みを活かし、貴社においても目標を達成するまで投げ出さず、周りのモチベーションも上げられるような社員になりたいと考えております。
面接官が自己PRで見ているポイント
登山経験からの強みが伝わる自己PRは作れましたか?
自己PRは作って終わりではありません。
面接の際に強みをアピールするためにも、面接官が自己PRで何を見ているかを理解する必要があります。
ここからは、面接官が自己PRで重視しているポイントを解説します。
人となり
応募者が自社の風土や価値観と合っているかを面接官は重視します。
社風との相性が合わないひとを採用した場合、ミスマッチに繋がり、早期離職をしてしまうリスクがあります。
自己分析を行い、自分の強みだけでなく価値観を言語化しておくと、スムーズな受け答えができるでしょう。
また、企業分析も併せて行い、企業理念や価値観の理解、自身への落とし込みをすると好印象となります。
入社への熱意・ポテンシャル
特に新卒採用の場合、スキルや経験よりも入社後の成長に期待していることが多いです。
入社志望度の高い人材は、成長速度が速く早期退職のリスクも低いと考えられます。
自己PRでは、入社への熱意が伝わる内容にしましょう。
入社の熱意を伝える例)
なぜこの会社に入社したいと考えたか
入社後にどのように会社に貢献したいか
キャリアで成し遂げたいビジョン
コミュニケーション能力
仕事においてコミュニケーション能力は極めて重要なスキルです。
自己PRでは、用意していた文章を読むだけでなく、面接官からの質問にも回答しなければなりません。
この際の受け答えによって、面接官は応募者のコミュニケーション能力を見ています。
想定される質問への答えを準備しておくほか、模擬面接で受け答えに慣れておくようにしましょう。
不安な場合はエージェントに相談するのも◎
自己PRの書き方に不安がある方は就活エージェントに相談することをおすすめします。
エージェントでは自己PRの添削だけでなく、自己分析の深掘りや面接対策も対応してくれるため、就活を進めるうえで強い味方となります。
無料で利用できるため、まずは相談相手として活用してみましょう。
特に、体育会特化のエージェントであれば、体育会学生の就活のプロがあなたの就活をサポートしてくれます。
体育会学生におすすめ就活サイト・エージェントはこちら
まとめ
いかがでしたか?
ポイントを意識して作成すると、具体的な自己PRとなり、Aさんについてより伝わる内容になりましたね。
皆さんも3つのポイントを意識して「自分らしい自己PR」を作ってみましょう!
部活と就活の両立を実現!マイナビアスリートキャリア
マイナビアスリートキャリアでは、体育会学生に特化したアドバイザーが、自己分析もサポート。
部活動経験などを通じて得た、強みやアピールポイントを一緒に考えます。
また、試合期間や教育実習期間を考慮して就活を進めることができます。
就活に出遅れた、と感じる方も大丈夫。
エージェントを活用して、効率よく就活を進めましょう。
※他のエージェントとの併用や自分自身で進めている選考と並行した利用もOKです!
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