就職・転職ノウハウ

【剣道部専用】例文あり|部活動経験をアピールした自己PRの書き方

~剣道部Kさんの場合~

自己PRでは、自分が今までの経験で学んだこと、今後活かせるスキルなどをアピールします。
 
企業側は自己PRを見ることで、応募者がどういう人なのかを知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。
そのため自己PRは選考において重要な項目で、企業側は必ずチェックします。
 
ありきたりな内容にならないよう、競技を通じて「経験したこと・学んだこと・今後活かせること」を取り入れ、自分らしい自己PRを作成しアピールしていきましょう!

自己PRとは

自己PRやガクチカは、自分の今までの経験や学んできたこと、今後活かせるスキルなどをアピールするものです。
企業側(面接官)は自己PRを見ることで、就活生の皆さんがどういう人なのかを知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。
そのため自己PRは選考において必ずチェックされる、重要な項目です。

自己PRを作る際のポイント3つ

自己pr 剣道 自己PRを作る際のポイントを3つ紹介
自己PRを作るときのポイントは3つ!
【1】具体的な目標
【2】課題と課題解決に向けた行動
【3】経験から得た強みと企業での活躍

今回は、剣道部に所属するKさんの自己PR文を魅力的な内容にレベルアップしていきます。

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修正前の自己PRをチェック


=修正前の自己PR=====
私は大学4年間、剣道部に所属していました。
稽古に誰よりも真剣に取り組み、剣道4段を取得することができました。
この経験を活かし、誰よりも努力し貴社でも活躍をしていきたいと考えています。
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この自己PR文を、上記の【1】【2】【3】のポイントを踏まえて改善してみましょう。

【ポイント1】具体的な目標

皆さんの経験をアピールするためには、どれだけ困難な目標に取り組んだのか、企業に伝えることが必要です。
目標は漠然としたものではなく、具体的な目標を記載する必要があります。
また、目標の難易度についても、剣道を知らない企業の採用担当の方にも伝わるように表現しなければいけません。

=NG例とOK例=======
NG例
取り組んだことの記載のみで目標がない
私は大学4年間、剣道部に所属していました。

OK例
具体的な目標の記載がある
私は大学4年間、剣道4段取得を目標に毎日の稽古に取り組みました

GOOD例
目標の難易度が分かりやすく表現されている
私は大学4年間、剣道部に所属していました。
目標は大会の結果だけでなく、剣道4段の取得を目標に定めました。
3段取得時と比べて平均10%ほど合格率が落ちることから、構えや間合いを見直す必要がありました。
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【ポイント2】課題と課題解決に向けた行動

皆さんが目標の達成を目指した時、そこには必ずクリアしなければいけない課題があったはずです。
その課題は何だったのか、『エピソード』をなるべく具体的に記載しましょう。
よくみられる自己PRの失敗例としては、目標とその結果だけが記載されている自己PR文です。
どれだけ結果が素晴らしいものでも自己PR文としては失敗作なので注意が必要です。
企業の採用担当は皆さんが「どんな課題に対してどのような行動をしたか」という中身を見ています

=NG例とOK例=======
NG例
課題が述べられていない、行動も漠然としている
稽古に誰よりも真剣に取り組み、剣道4段を取得することができました。

OK例
課題と解決に向けての行動がある
4段取得のため、「正しい構えと打突を身に着けること」が必要でした
稽古中の1本1本にこだわるだけでなく、先生との稽古では誰よりも先に掛かることで多くのアドバイスをいただくことができました

GOOD例
より具体的に課題と解決に向けての行動がある
4段取得のため、「正しい構えと打突を身に着けること」が必要でした
稽古では1本1本を大切に集中して打つことで打突のフォームや間合いを修正することができました。
また、先生方と稽古する際には、誰よりも先に掛かることを意識し、稽古時間だけでなくアドバイスの両も担保するように心がけました。
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【ポイント3】経験から得た強みと企業での活躍

剣道の経験やその経験から得た強みを、企業でどう活かすか。自己PRに必要な最後のピースです。
部活動で培った強みを企業で活かせる強みに変換することは非常に難易度が高いものですが、
企業や面接官が評価する部分でもあるので、しっかりアピールするようにしましょう!

=NG例とOK例=======
NG例
強みの言語化ができず、企業で活躍するイメージも抽象的
この経験を活かし、誰よりも努力し貴社でも活躍をしていきたいと考えています。

OK例
経験から得た強みを言語化し、企業で活かせる場面が分かる
この経験から得た、「吸収力」を武器に、課題解決に必要なスキルを身に着けていきたいと考えております。

GOOD例
企業の特徴に合わせて、強みをアピール出来ている
10期連続で売上拡大をしており、市場変化も激しいIT業界に身を置く貴社は、業務においても変化が求められます
剣道で培った「吸収力」という強みを活かし、目標達成に必要なスキル醸成と柔軟な対応を大事にしたいと考えております。
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3つのポイントを意識した自己PR(例文)

3つのポイントを組み合わせてひとつの文章にまとめると、以下のような文章になります。

私の強みは「吸収力」です。
私は大学4年間、剣道部に所属していました。
目標は大会の結果だけでなく、剣道4段の取得を目標に定めました。
3段取得時と比べて平均10%ほど合格率が落ちることから、構えや間合いを見直す必要がありました。

4段取得のため、「正しい構えと打突を身に着けること」が必要でした。
稽古では1本1本を大切に集中して打つことで打突のフォームや間合いを修正することができました。
また、先生方と稽古する際には、誰よりも先に掛かることを意識し、稽古時間だけでなくアドバイスの両も担保するように心がけました。
結果として、大学4年時に剣道4段を取得することができ、目標達成をすることができました。

私はこの経験から培った「吸収力」は貴社においてこそ発揮できると考えております。
10期連続で売上拡大をしており、市場変化も激しいIT業界に身を置く貴社は、業務においても変化が求められます。
剣道で培った「吸収力」という強みを活かし、目標達成に必要なスキル醸成と柔軟な対応を大事にしたいと考えております。


まとめ

いかがでしたか?
ポイントを意識して作成すると、具体的な自己PRとなり、Kさんについてより伝わる内容になりましたね。
皆さんも、3つのポイントを意識して「自分らしい自己PR」を作ってみましょう!

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