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【長距離・マラソン】例文あり|部活動経験をアピールした自己PRの書き方
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自己PRでは、自分が今までの経験で学んだこと、今後活かせるスキルなどをアピールします。
企業側は自己PRを見ることで、応募者がどういう人なのかを知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。
そのため自己PRは選考において重要な項目で、企業側は必ずチェックします。
ありきたりな内容にならないよう、競技を通じて「経験したこと・学んだこと・今後活かせること」を取り入れ、自分らしい自己PRを作成しアピールしていきましょう!
自己PRとは
自己PRやガクチカは、自分の今までの経験や学んできたこと、今後活かせるスキルなどをアピールするものです。
企業側(面接官)は自己PRを見ることで、就活生の皆さんがどういう人なのかを知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。
そのため自己PRは選考において必ずチェックされる、重要な項目です。
ありきたりな内容にならないよう、競技を通じて「経験したこと・学んだこと・今後活かせること」を取り入れ、自分らしい魅力的な自己PRを作り、アピールしていきましょう!
長距離・マラソン経験をアピールできる強みの例
まずは、長距離・マラソン経験を自己PRでアピールする際に使える強みの例を紹介します。
自分自身の経験に当てはめて、どのような強みをアピールできそうか考えてみましょう。
忍耐力
陸上競技の長距離種目では、自身の記録を少しでも改善するために、日々トレーニングの積み重ねを行います。
この経験から陸上競技に取り組んできた人は、高い忍耐力を持っているとイメージされます。
上手くいかない状況でも愚直に努力できることを強みにアピールしてみましょう。
忍耐力を就職活動に活かすコツをこちらの記事で詳しく解説しています。
修正力
やみくもにただ練習するだけでは、記録更新できず伸び悩んでしまうこともあります。
限られた練習時間のなかで改善するためには、フォーム改善や筋力UPなど、課題の明確化と対策が必要となります。
仕事でも自身で考え実行することが求められるため、自走し修正できることは重要であるといえます。
目標達成意識
陸上競技の長距離種目では記録や順位など、自身で達成したい目標を立て、達成するためにトレーニングを行います。
自身で目標を立て、その目標に向かって努力できるプロセスは、ビジネスにおいても重要となります。
特に、仕事では初めは上手くいかないこともあるため、目標に向けて走り切れることは魅力的なチカラです。
部活動で立てた目標や達成に向けた、自身のアクションを具体的に伝えるようにしましょう。
ハングリー精神
ハングリー精神とは「目標に向かって強い意志を持って立ち向かう姿勢」のことです。
陸上競技の長距離種目は、自身の記録に満足せず常に記録更新を目指すスポーツです。
陸上競技に向けていた強い意志をビジネスに置き換えることができれば、大きな結果を残すビジネスパーソンになることができます。
企業としてもこのような人材は貴重なため、積極的にアピールしましょう。
継続力
忍耐力とも類似しますが、練習を途中で投げ出さずやり切る継続力もアピールできるポイントです。
特に長い期間、競技に取り組んでいる選手は、多くの壁にぶつかりつつ競技継続をしてきたと考えられます。
諦めずに1つの競技をやり切る継続力は仕事においても活かすことができ、任せた仕事を完遂してくれると期待されます。
継続力を就職活動に活かすコツをこちらの記事で詳しく解説しています。
自己PRを作る際のポイント3つ
アピールしたい強みを決めたら、実際に自己PRを作っていきます。
自己PRを作るときのポイントは3つ!
【1】具体的な目標
【2】課題と課題解決に向けた行動
【3】経験から得た強みと企業での活躍
修正前の自己PRをチェック
陸上競技部に所属するKさんの自己PR文を魅力的な内容にレベルアップしていきます。
=修正前の自己PR=====
私は大学4年間、陸上競技部に所属していました。
誰よりも努力し練習を続けることで、インカレに出場することもできました。
この経験を活かし、貴社でも活躍をしていきたいと考えています。
==============
この自己PR文を、上記の【1】【2】【3】のポイントを踏まえて改善してみましょう。
【ポイント1】具体的な目標
皆さんの経験をアピールするためには、どれだけ困難な目標に取り組んだのか、企業に伝えることが必要です。
目標は漠然としたものではなく、具体的な目標を記載する必要があります。
また、目標の難易度についても、「素人」である企業の採用担当の方にも伝わるように表現しなければいけません。
=NG例とOK例=======
NG例
取り組んだことの記載のみで目標がない
私は大学4年間、陸上部に所属していました。
OK例
具体的な目標の記載がある
私は陸上競技の長距離種目に取り組んでおり、日本学生陸上競技対校選手権大会への出場を目標に活動しています。
GOOD例
目標の難易度が分かりやすく表現されている
私は陸上競技部で長距離種目に取り組んできました。
全国で30名しか出場できない日本学生陸上競技対校選手権大会へ出場することを目標に、毎日練習してきました。
==============
【ポイント2】課題と課題解決に向けた行動
皆さんが目標の達成を目指した時、そこには必ずクリアしなければいけない課題があったはずです。
その課題は何だったのか、『エピソード』をなるべく具体的に記載しましょう。
よくみられる自己PRの失敗例としては、目標とその結果だけが記載されている自己PR文です。
どれだけ結果が素晴らしいものでも自己PR文としては失敗作なので注意が必要です。
企業の採用担当は皆さんが「どんな課題に対してどのような行動をしたか」という中身を見ています。
=NG例とOK例=======
NG例
課題が述べられていない、行動も漠然としている
誰よりも努力し練習を続けることで、インカレに出場することもできました。
OK例
課題と解決に向けての行動がある
私の最大の課題は「全体を通してのペース配分」でした。試合後半で失速してしまい記録が伸び悩んでいたことから、感覚的に行っていたペース配分をデータに基づいて分析し、パフォーマンスが最大化するペースの追求を行いました。
GOOD例
より具体的に課題と解決に向けての行動がある
私の最大の課題は「全体を通してのペース配分」でした。試合後半の失速が記録が伸び悩む原因であると考え、感覚的に行っていたペース配分をタイムや距離などのデータに基づいて分析しました。分析結果をもとに、パフォーマンスが最大化するペース配分を研究し練習を行いました。結果として、自己ベストを3分も更新することができ、日本学生陸上競技対校選手権大会への出場も達成することができました。
==============
【ポイント3】経験から得た強みと企業での活躍
陸上競技の経験やその経験から得た強みを、企業でどう活かすか。自己PRに必要な最後のピースです。
部活動で培った強みを企業で活かせる強みに変換することは非常に難易度が高いものですが、
企業や面接官が評価する部分でもあるので、しっかりアピールするようにしましょう!
=NG例とOK例=======
NG例
強みの言語化ができず、企業で活躍するイメージも抽象的
この経験を活かし、貴社でも活躍をしていきたいと考えています。
OK例
経験から得た強みを言語化し、企業で活かせる場面が分かる
この経験から得た、「目標達成意識」を武器に、貴社においても目標に向かって貪欲に業務に取り組んでいきたいと考えております。
GOOD例
企業の特徴に合わせて、強みをアピール出来ている
昨対比150%の売上成長を遂げ、変化の激しいIT業界に身を置く貴社は、業務においても目標数字を追う姿勢が求められます。
陸上競技で培った「目標達成意識」という強みを活かし、貴社においても営業目標の達成を目指して貪欲に業務に取り組んでいきたいと考えております。
==============
3つのポイントを意識した自己PR(例文)
3つのポイントを組み合わせてひとつの文章にまとめると、以下のような文章になります。
私の強みは「目標達成意識」です。
私は陸上競技部で長距離種目に取り組んできました。
全国で30名しか出場できない日本学生陸上競技対校選手権大会へ出場することを目標に、毎日練習してきました。
私の最大の課題は「全体を通してのペース配分」でした。試合後半の失速が記録が伸び悩む原因であると考え、感覚的に行っていたペース配分をタイムや距離などのデータに基づいて分析しました。分析結果をもとに、パフォーマンスが最大化するペース配分を研究し練習を行いました。結果として、自己ベストを3分も更新することができ、日本学生陸上競技対校選手権大会への出場も達成することができました。
私はこの経験から培った「目標達成意識」は貴社においてこそ発揮できると考えております。
昨対比150%の売上成長を遂げ、変化の激しいIT業界に身を置く貴社は、業務においても目標数字を追う姿勢が求められます。
陸上競技で培った「目標達成意識」という強みを活かし、貴社においても営業目標の達成を目指して貪欲に業務に取り組んでいきたいと考えております。
面接官が自己PRで見ているポイント
陸上競技経験からの強みが伝わる自己PRは作れましたか?
自己PRは作って終わりではありません。
面接の際に強みをアピールするためにも、面接官が自己PRで何を見ているかを理解する必要があります。
ここからは、面接官が自己PRで重視しているポイントを解説します。
人となり
応募者が自社の風土や価値観と合っているかを面接官は重視します。
社風との相性が合わないひとを採用した場合、ミスマッチに繋がり、早期離職をしてしまうリスクがあります。
自己分析を行い、自分の強みだけでなく価値観を言語化しておくと、スムーズな受け答えができるでしょう。
また、企業分析も併せて行い、企業理念や価値観の理解、自身への落とし込みをすると好印象となります。
入社への熱意・ポテンシャル
特に新卒採用の場合、スキルや経験よりも、入社後の成長に期待していることが多いです。
入社志望度の高い人材は、成長速度が速く早期退職のリスクも低いと考えられます。
自己PRでは、入社への熱意が伝わる内容にしましょう。
入社の熱意を伝える例)
なぜこの会社に入社したいと考えたか
入社後にどのように会社に貢献したいか
キャリアで成し遂げたいビジョン
コミュニケーション能力
仕事においてコミュニケーション能力は極めて重要なスキルです。
自己PRでは、用意していた文章を読むだけでなく、面接官からの質問にも回答しなければなりません。
この際の受け答えによって、面接官は応募者のコミュニケーション能力を見ています。
想定される質問への答えを準備しておくほか、模擬面接で受け答えに慣れておくようにしましょう。
不安な場合はエージェントに相談するのも◎
自己PRの書き方に不安がある方は就活エージェントに相談することをおすすめします。
エージェントでは自己PRの添削だけでなく、自己分析の深掘りや面接対策も対応してくれるため、就活を進めるうえで強い味方となります。
無料で利用できるため、まずは相談相手として活用してみましょう。
特に、体育会特化のエージェントであれば、体育会学生の就活のプロがあなたの就活をサポートしてくれます。
体育会学生におすすめ就活サイト・エージェントはこちら
まとめ
いかがでしたか?
ポイントを意識して作成すると、具体的な自己PRとなり、Aさんについてより伝わる内容になりましたね。
皆さんも、3つのポイントを意識して「自分らしい自己PR」を作ってみましょう!
部活と就活を両立!マイナビアスリートキャリア
マイナビアスリートキャリアでは、体育会学生に特化したアドバイザーが、自己分析もサポート。
部活動経験などを通じて得た、強みやアピールポイントを一緒に考えます。
また、試合期間や教育実習期間を考慮して就活を進めることができます。
就活に出遅れた、と感じる方も大丈夫。
エージェントを活用して、効率よく就活を進めましょう。
※他のエージェントとの併用や自分自身で進めている選考と並行した利用もOKです!
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