就職・転職ノウハウ

【例文あり】「忍耐力」は就活の強みで使える?自己PRで効果的に伝えるポイントを紹介

部活動やアルバイト経験、仕事から培った「忍耐力」は就職・転職活動で活用できます
この記事では、

  • なぜ忍耐力が採用担当者から評価されるか
  • 忍耐力を言い換えるとしたら
  • 忍耐力を自己PRでアピールする例文

をトピックスとして解説していきます。

そもそも「忍耐力」とは?

忍耐力の定義
忍耐力とは「困難な状況・逆境にも耐え、目標達成に向けて継続的な努力ができる能力」です。
外的要因による困難に対してただ耐えられる耐久性だけではなく、解決に向けて能動的に動けることも忍耐力の重要な要素となります。

自己PRで忍耐力をアピールするのはなぜ効果的か

自己PRで忍耐力をアピールするのはなぜ効果的か
忍耐力とは困難な状況に負けない力であり、努力できることの裏付けであることが分かりました。
ここからは、忍耐力がなぜ企業から評価されるのか、採用担当者目線から分析してみましょう。

企業が期待している忍耐力とは

企業は忍耐力があるという強みから3つのことをイメージしていると考えられます。
求められる姿を理解することで効果的なアピールの仕方も見えてくるため、意識するようにしましょう。

①やり切ることができる
前述の通り、忍耐力のある人は困難な状況でも諦めずに努力を重ねることができます。仕事でもなかなか結果を出すことができず苦しいタイミングを迎えることがあります。その環境下でも投げ出さずにやり切ることができる人は企業にとって魅力的な人材であると言えます。

②ストレス耐性がある
忍耐力がある人はストレスにも強いと考えられます。自分の思い通りにいかない状況に陥った際、ストレス耐性がないと本人だけではなく周りで働く人にも悪影響が及ぶ場合があります。逆にストレス耐性がある人は自分自身をセルフコントロールでき、物事に対して柔軟に対応することができるため、どんな状況でもパフォーマンスを発揮しやすいと言えます。

③目標達成意識が高い
忍耐力は耐久力と異なり、目標に対して能動的に動くことができる側面があります。目標に対して能動的に行動できる人は仕事においても自走できると考えられるため、企業からもポジティブに捉えられる傾向にあります。

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忍耐力がある人の特徴

忍耐力のある人の特徴
企業は忍耐力がある人を評価していることが分かりました。続いて、忍耐力のある人にどのような特徴があるかをご紹介します。当てはまる項目があれば、自己PRで積極的にアピールしましょう。

責任感が強い

一度始めたことは最後までやり遂げたいという責任感は、途中で投げ出さない忍耐力あってこその思考であると考えられます。責任感が強いこと自体、仕事においては重要となるため、忍耐力と併せてアピールしたいポイントと言えます。

柔軟に物事を考えることができる

厳しい状況に置かれた際に逃げ出したくなることもあると思います。そのような環境でも、逃げ出さないことで得られるメリットや将来像を考えられる人は、困難をポジティブに捉えることができるため、忍耐力が育まれていることが多くあります。

体育会系の部活動に所属した経験がある

特に強豪校の部活動に所属していた場合、高い目標に向かって日々の練習に取り組んだり、高いレベルでのレギュラー争いがあるなど、厳しい環境の中で活動することが多くあります。そのような環境下で取り組んだ経験があると、困難やストレスに対して、乗り越えようと考え行動する力を発揮することができるため、忍耐力があると言えます。

「忍耐力」を取り入れた自己PRの例文

「忍耐力」を取り入れた自己PRの例文
自己PRは、履歴書やエントリーシートに記載するだけではなく、ほぼ全ての会社の面接で採用担当者から「あなたの強みを教えてください」等と質問されます。
回答を事前に準備をしていないと焦ってしまい、強みがうまく伝わらないこともあります。
例文を参考にオリジナルの自己PRを考えてみましょう。

自己PRのOK例とポイント

まずは、高評価となりやすい自己PRの例文とポイントを紹介します。
例文とポイントと照らし合わせて理解を深めましょう。

私の強みは、忍耐力です。
小学生から16年間野球に取り組み、高等学校は強豪校に進学しました。
チームは甲子園出場を目標としており、まずはレギュラーとして試合で活躍することを個人目標として設定しました。
全体練習だけでは練習量が足りないと考え、練習後に個人練習を毎日行うことを習慣化しました。
全体練習後に個人練習を行うことは体力的に辛いこともありましたが、「努力は裏切らない」という信念のもと、欠かさずに取り組みました。
結果として、個人目標としていたレギュラーへの定着でき、チームとしても甲子園出場を達成することができました。
この経験から、困難な状況にもひたむきに向き合うことで結果を出すことができると学びました。
貴社でも培ったこの力を活かし、目標達成に向けて努力を惜しまずに主体的に仕事に向き合いたいと思います。


ポイント①:簡潔に伝える

何の話をしているかが伝わっていないと、聞き手の興味が損なわれてしまいます。
文章校正にPREP法を用いて端的に主張をまとめましょう。

  • Point:要点(伝えたいこと)
  • Reason:理由(なぜそう思うのか)
  • Example:具体性(事例やデータ)
  • Point:要点(伝えたいこと)


ポイント②:目標や結果に具体性を持たせる

目標や結果を伝える際には数字固有名詞を用いて具体性を持たせましょう。
「良い結果を残せた」など主観的な伝え方だと、それが本当に良いのかを聞き手が判断できません。
具体性を持たせつつ、話が長くなりすぎないように練習しましょう。

ポイント③:入社後の展望を伝える

採用担当者の関心は「入社後に活躍してくれそうか」にあります。
培った強みを入社後どのように活かせるかに関して最後に触れるようにしましょう。

自己PRのNG例とポイント

続いて、ポイントを意識せずに書いてしまったNG例文を紹介します。
OKな例文と読み比べて、それぞれの違いを確認してみましょう。

私の強みは、忍耐力があるところです。
小学校から16年間野球に取り組み、○○高校在学時は甲子園出場をしました。
甲子園出場を目標に取り組んでいるなか、厳しい練習も多くありましたが、逃げ出さずに最後までやり遂げることができました。
この経験から、貴社に入社後も強みを活かし、貢献していきたいと考えています。


いかがでしょうか。
具体性がないと、イメージが付きづらく、自身の強みが相手にうまく伝わらなくなります。
自分の自己PRを振り返り、ポイントに沿って作成できているか確認してみましょう。

まとめ

忍耐力は目標を達成するうえで重要な能力であり、仕事でも重視される能力であると言えます。
ただ「忍耐力がある」だけだと具体性がなく、説得力に欠けてしまうため、どのような経験から忍耐力が培われたのかが伝わるように自身の体験を振り返ってみましょう。
また、面接で強みとして伝える際には、PREP法や具体性を意識するようにしましょう。

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