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【例文あり】自己PRで部活やスポーツ経験をアピールするポイント
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- 自己PRとは
- 部活経験を就職活動に活かすことのメリット
- 社会人基礎力があると評価される
- 具体的なエピソードを話しやすい
- 部活経験を自己PRに使用する際の注意点
- ①言語化し端的にまとめる
- ②実績だけを伝えない
- 自己PRを作成するポイント
- フレームワークを活用する
- 部活経験などの具体的なエピソード
- 感情表現を入れる
- 最後に会社で活かせる点を述べる
- 【例文付】部活経験で自己PRを作る8つのステップ
- STEP1:強みを明確にする
- STEP2:部活動やスポーツについて
- STEP3:競技で挫折した出来事
- STEP4:STEP2の出来事に対して行動したこと
- STEP5:その結果どうなったか
- STEP6:経験で身に付いた力、感じたこと
- STEP7:経験は企業や社会でどう活かせるか
- STEP8:STEP1~7をまとめる
- 8つのSTEPを活用した自己PRの例文を3つ紹介
- 例文①:陸上競技×修正力
- 例文②:サッカー×課題解決力
- 例文③:野球×忍耐力
- 自己PRでアピールできることがないときは?
- 強み一覧から探す
- 就活エージェントに相談する
- AI(chatGPT)を活用する
- まとめ
- スポーツ経験者の就活サポートならマイナビアスリートキャリア
自己PRとは
自己PRは自分の今までの経験や学んできたこと、今後活かせるスキルなどをアピールできる場です。
自己分析と企業理解をしたうえで、共通点や共感した点などを企業に伝えることがポイントとなります。
また、企業側(面接官)は自己PRを見ることで、就活生の人柄を知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。
この記事では、魅力的な自己PRが作るための3つのポイントを紹介します。
- 部活経験を就職活動に活かすことのメリット
- 自己PRに部活経験を用いる際の注意点
- 自己PRの伝え方
部活経験を就職活動に活かすことのメリット
「部活経験をアピールしてそもそも評価されるの?」
と疑問に思った人もいるかもしれません。
まずは、部活経験を自己PRに活かすメリットを説明します。
社会人基礎力があると評価される
社会人基礎力とは、2006年に経済産業省が提唱した能力です。
「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」
引用元:社会人基礎力|経済産業省
部活動のなかで培われる能力は、社会人基礎力の構成要素とリンクするため、部活経験から培われる気質は重要視されていると言えます。
一例
- 「前に踏み出す力」=目標に向け練習にひたむきに取り組む
- 「考え抜く力」=上手くいかない理由を分析し修正する
- 「チームで働く力」=チーム一丸となって目標達成を目指す
マイナビが2023年に行った2024年卒 企業新卒採用予定調査からも、「主体性」「実行力」「柔軟性」を中心に社会人基礎力を選考時に重視していることが分かります。
このように、部活経験のある学生は社会人基礎力があると評価され、好印象となることが多いと言えます。
具体的なエピソードを話しやすい
定性面だけでなく、定量面でエピソードを話しやすいことも部活経験を自己PRに用いるメリットです。
自己PRではアピールしたい内容を採用担当者に印象的かつ分かりやすく伝える必要があります。
部活に所属する学生の多くは、「全国大会出場」や「インカレ優勝」などの具体的な目標を掲げ努力していると思います。
こうした具体的な目標を自己PRでも伝えることにより、何に向かってどのように取り組んだのかを伝えやすくなります。
部活経験を自己PRに使用する際の注意点
部活経験を自己PRでアピールすることのメリットを紹介してきました。
ここからは、自己PRで部活経験を伝える際に気を付けるべきポイントを2つ解説します。
①言語化し端的にまとめる
せっかくの部活経験も、面接官に伝わらなければ有効活用できているとは言えません。
まずは、「どのような経験」が「なにを育んだ」のかを分析し、自身の強みを明確にしましょう。
次に、強みを一言で表すとすれば何かを考え、言い換えによる言語化を行います。
一言で強みを表すことができれば、自己PRの最初に端的に伝えることができ、面接官の興味を引くこともできます。
②実績だけを伝えない
特に強豪校の学生に多い落とし穴として、実績のみを伝えてしまうことがあります。
もちろん、優秀な成績を残したことはアピールすべきポイントです。
しかし、企業の採用担当者は、目標達成するためのプロセスに重きを置いていることが多く、実績のみだといまいちな評価となってしまう可能性があります。
必ず、目標達成に向け取り組んだ内容を話してから、実績をアピールするようにしましょう。
自己PRを作成するポイント
いかがでしょうか?
自己PRで部活経験をアピールすべき理由が分かったかと思います。
では早速、自己PRを作成するポイントを確認していきましょう。
フレームワークを活用する
新卒での自己PRでは、分かりやすく端的に伝えることが重要です。
分かりやすく伝える手段としてPREP法を参考にしましょう。
P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:Point(結論)
フレームワークを活用することで話の構成がまとまり、端的な自己PRを作りやすくなります。
部活経験などの具体的なエピソード
自己PRでは、その力を培った“具体的なエピソード”が必要です。
数字を活用して、より伝わりやすい内容にしていきましょう。
例:
たくさん練習しました→毎日2時間の自主練習
主将として部員を統率した→100人いる部活動の主将として
感情表現を入れる
エピソードでは結論だけではなく、「この点に達成感を感じた」などの心の動きを入れると自分らしい自己PRを作ることができます。
企業側はあなたがどのような人なのかも注視しています。その時の感情の変化を入れることもおすすめです。
また、自己PRは失敗エピソードでも問題ありません。
その際は「頑張ったものの、失敗をしてしまった。だが失敗した経験から〇〇を学ぶことができた」などと述べるようにしましょう。
最後に会社で活かせる点を述べる
部活経験は社会人基礎力とも重なることを解説しました。
実際に身に着けた能力が入社後にどのように活用できそうかを伝えることで、入社への熱意や展望が伝わります。
社会や会社ではどのような場面で活かせそうかを考えて、まとめるようにしましょう。
【例文付】部活経験で自己PRを作る8つのステップ
では実際に、部活動やスポーツ経験を活かした自己PRの作り方を確認していきましょう。
メモなどを用意して、STEPに沿って作成しながら進めてみてください。
STEP1:強みを明確にする
まずは自己分析の結果をもとに、アピールしたい強みを言語化しましょう。
例:
私の強みは行動力です。
STEP2:部活動やスポーツについて
競技名はもちろん、競技歴、人数規模、役割、組織の雰囲気などを具体的に記入します。
例:
私は16年間、バレーボールを続けていました。
大学では全国で見ても強豪校と言われる部活動に所属し、50名以上いる部員の中でレギュラー争いをしながら、部活動のキャプテンとしてチームをまとめてきました。
STEP3:競技で挫折した出来事
挫折した経験が思いつかない場合は、難しかったことや挑戦したこと、立てている(立てていた)目標でも問題ありません。
実際に達成できたか、出来なかったかではないので、いくつかある場合は箇条書きでもいいので書き出してみましょう。
例:
チームとして「インカレ優勝」を目標に掲げて活動をしていましたが、連敗が続いたことでチームの雰囲気が悪くなり、なかなか立て直すことができない時期がありました。
STEP4:STEP2の出来事に対して行動したこと
その出来事に対して、自分が何を考えて、どう乗り越えたのか、行動やプロセス、思考について具体的に思い出しましょう。
例:
キャプテンとしてどうにかしなければと、悩んでいましたが、行動をしなければと思い、メンバーだけではなくOBやOGに相談をして、アドバイスを参考に「ミーティングの時間を増やす」「試合形式の練習を増やす」「筋トレメニューをみんなで考える」などを実施しました。
STEP5:その結果どうなったか
行動した結果を書き出してみましょう。
どのような変化や影響があったのかを具体的にすることが大切です。
例:
結果、インカレ優勝は叶えられませんでしたが、チームとしての連敗は止めることができ、チームの雰囲気をよくすることもできました。
今までのチームにはなかった、積極的な声掛けや前向きな発言が増え、合同合宿をしたライバル校の監督からも「以前に比べて格段にいいチームに見える」と声をかけていただきました。
STEP6:経験で身に付いた力、感じたこと
経験から身に付いた力や感じたことを具体的に書き出しましょう。
例:
私はこの経験を通じて、一人で抱え込むのではなく周りに相談することと、考えるだけではなく行動することの大切さを学ぶことができました。
STEP7:経験は企業や社会でどう活かせるか
競技で培ったと力は、競技活動だけでも十分に活かせるはずです。
企業や社会のどんな場面で役立つか、活かし方を考えてみましょう。
例:
「相談すること」や「行動力」は、社会に出て貴社に入社した際、様々な業務を遂行する上で大切な力だと思っています。分からないことを分からないままにせず積極的に伺い、初めてのことにも臆することなく行動し、貴社に貢献したいと考えています。
STEP8:STEP1~7をまとめる
STEP1~7で作成した文章を順番にまとめ、書き足したり微修正を加えると、自分らしい自己PRが完成します。
例:
私の強みは行動力です。
私は16年間、バレーボールを続けていました。
大学では全国で見ても強豪校と言われる部活動に所属し、50名以上いる部員の中でレギュラー争いをしながら、部活動のキャプテンとしてチームをまとめてきました。
チームとして「インカレ優勝」を目標に掲げて活動をしていましたが、連敗が続いたことでチームの雰囲気が悪くなり、なかなか立て直すことができない時期がありました。
キャプテンとしてどうにかしなければと思い、悩む時期もありましたが、メンバーだけではなくOBやOGに相談をして、アドバイスを参考に「ミーティングの時間を増やす」「試合形式の練習を増やす」「筋トレメニューをみんなで考える」などを実施しました。
結果、インカレ優勝は叶えられませんでしたが、チームとしての連敗は止めることができ、チームの雰囲気をよくすることもできました。
今までのチームにはなかった、積極的な声掛けや前向きな発言が増え、合同合宿をしたライバル校の監督からも「以前に比べて格段にいいチームに見える」と声をかけていただきました。
私はこの経験を通じて、一人で抱え込むのではなく周りに相談することと、考えるだけではなく行動することの大切さを学ぶことができました。
この「相談すること」や「行動力」は貴社に入社した際、様々な業務を遂行する上で大切な力だと思っています。分からないことを分からないままにせず積極的に相談をし、初めてのことにも臆することなく取り組み、貴社に貢献したいと考えています。
いかがでしたか?
みなさんもぜひSTEP1~7を実践して素敵な自己PRを作成してください!
8つのSTEPを活用した自己PRの例文を3つ紹介
ここからは、8つのSTEPを意識して作成した自己PRの例文を3つ紹介します。
実際に自己PRを作成する際のイメージづくりに活用しましょう。
例文①:陸上競技×修正力
私の強みは「修正力」です。
私は大学4年間、100m走に取り組みました。
目標は全国で40名しか出場できない「全日本インターカレッジ」に定めました。
参加資格記録を突破するためには高校の時から1秒以上100mのタイムを短縮する必要があり、当初は不可能な目標と周囲には言われました。
100mのタイムの短縮のため、私の最大の課題は「スタートダッシュ」でした。中でもスタート時のフォームに課題があったため、スタート練習を行う際に必ず自分のフォームを撮影し、その動画を自分で確認したりコーチやチームメイトにフィードバックをもらいながら改善をしていきました。
その結果、苦手だったスタートダッシュを改善することができ、昨年、目標であった「日本インターカレッジ」の参加資格記録を突破することが出来ました。現在は陸上競技生活の集大成として日本インターカレッジへの準備を進めております。
私はこの経験から培った「修正力」は貴社においてこそ発揮できると考えております。
昨対比150%の売上成長を遂げ、変化の激しいIT業界に身を置く貴社は、業務においても日々変化・修正が求められます。
陸上競技で培った「修正力」という強みを活かし、貴社においても自らを日々修正・成長しながら業務に取り組んでいきたいと考えております。
例文②:サッカー×課題解決力
私の強みは課題解決力です。
私は大学4年間、体育会のサッカー部に所属しており、全国大会出場に向け活動しております。
サッカー部は100名の部員が所属しており、トップチームを含め全4チームで活動をしております。
しかし、私は入部当初下から2番目のチームにおり、トップチームでレギュラーになることは不可能な目標と周囲には言われました。
現状の課題が、体が弱く当たり負けをしてしまう点と、発信力がない点であったことから、重点的な対策を行いました。
1点目は体が弱く当たり負けをしてしまうことを解決するために、食事の見直しはもちろん、毎練習後に体幹トレーニング2分×5セットと、筋力トレーニング1時間を行うようにしました。
2点目は発信力のなさを解決するために、まずは後輩に対しチーム練習の際に1日5回の声かけを行いました。私の所属するサッカー部は実力も必要ですが、トップチームに入るためには発信力も必要です。そのため、自分の弱みである発信力を克服しようと思いました。
その結果、私は3年生の4月にトップチームに選ばれ、現在ではレギュラーとして試合に出場しております。
志望している営業職においても、自らの弱みを修正し、目標に向け努力出来るということが成長に一番大切であると私は考えております。
サッカー部で培った「課題解決力」という強みを活かし、貴社においても自らの弱みを修正し、目標に向け努力して参ります。
例文③:野球×忍耐力
私の強みは忍耐力です。
私は大学4年間、全日本大学野球選手権に出場し神宮球場でプレーする事を目標に野球に取り組みました。
各地からレベルの高い選手が集まる中で当初レギュラーを獲得することは困難と言われておりましたが
自分自身の強みは何かを分析しこのチームで出場するためにはどこを磨けばいいのか考え練習に取り組みました。
チームの課題は打撃が弱いという点でした。私自身は打撃には自信を持っておりそこを徹底的に磨きコツコツ努力することが出来れば試合に出場するチャンスはあると考えました。
チャンスが来るまで努力し続けることは苦しく、本当に結果が出るのか分からない中で不安との闘いもありましたが無事レギュラーとして神宮の舞台にも立つことが出来ました。
私はこの経験から培った「忍耐力」は貴社においてこそ発揮できると考えております。
昨対比150%の売上成長を遂げ、変化の激しいIT業界に身を置く貴社は、成果が出るまで諦めずに頑張りぬく力が求められると思います。
野球で培った「忍耐力」という強みを活かし、絶えず努力し続け業務に取り組んでいきたいと考えております。
自己PRでアピールできることがないときは?
「自己PRの作り方は分かったけど、具体例が思いつかない…」という人向けにおすすめの手法と参考記事を紹介します。
強み一覧から探す
身に付いた力、培った力が思いつかない時はこちらの記事も参考にしてみてください。
部活で使える強み一覧から、自分に近い経験を振り返ってみることも、自己PRを作る近道です!
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利用にはいくつか注意点もあるので、以下記事を参考にしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
部活経験を自己PRに活用する際のポイントや、思いつかない際の対策が分かったと思います。
自己PRは作成して終わりではなく、添削や面接対策まで行うことが重要です。
キャリアセンターや就活エージェントを利用して万全な準備をするようにしましょう。
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