就職・転職ノウハウ

【保存版】就活の軸の例100選!見つけ方や面接時の答え方までまとめて解説

就活の軸とは

就活の軸とは
就活を進める際に必ず持っておきたい「就活の軸」。
まずは、そもそも就活の軸とはなにかを確認していきましょう。

就活の軸は「譲れない条件」

就活の軸とは「仕事選びや会社選びの基準」となるものです。
日本には368万社(令和3年6月1日時点)の会社が存在しており、業界や職種も様々です。
この中から自分に合った会社を探すためには、選ぶ基準や絶対に譲れない条件を決めておく必要があります
この基準や条件こそが就活の軸であり、納得して就活を終わらせるための柱であると言えます。

志望動機との違い

志望動機は「なぜその会社を志望したのか」という理由です。
基準や条件という意味では似ていますが、あくまでも就活の軸を基に会社を選ぶという流れのため、志望動機は就活の軸に具体性を持たせたものと考えるようにしましょう。

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就活の軸を作る理由

就活の軸を作る理由
就活の軸が会社を選ぶ基準・条件にあることが分かりました。
ここからは「就活の軸を作るメリット」について解説していきます。

効率的に就活を進めることができる

就活の軸が漠然としていると、応募する企業を絞り込めず、やみくもに就活を進めることになります。
反対に、就活の軸を持つことで受ける企業の取捨選択ができ、効率的に就活を進められます

  • 業界
  • 仕事内容
  • 働き方
  • 会社の風土
  • 待遇

これらの要素から「譲れない条件」を考え、強固な軸を作るようにしましょう。

納得して就活を終わらせられる

就活が進むなかで内定をもらえなくて焦ってしまう場合があります。
焦りが大きくなると内定をもらうことが目的になってしまい、本当に行きたい企業なのか悩むことにも繋がります。
就活の軸がブレなければ、最後まで納得のいく就活をすることができ、安心して入社を迎えられると考えられます。

入社後のミスマッチを防ぐことができる

就活で最も避けたいことは、入社時に「思ってた仕事と違った」と後悔することですよね。
入社後のミスマッチがあった場合、早期離職や休職に繋がる恐れがあります
前述の通り、就活の軸は「譲れない条件」であり、しっかり持つことで自分と合わない会社を事前に回避することができます。
会社を選ぶ段階から、その会社で働いている自分を想像できるかまで考えるようにしましょう。

就活の軸の見つけ方

就活の軸の見つけ方
「就活の軸は大切、でもどのように見つければいいか分からない」
これから就活を始める人であれば特に、何から始めればいいか分かりませんよね。
ここからは、就職活動の見つけ方をいくつか紹介します。

自己分析

自己分析とは、これまでの経験や心境の変化を分析し、自身の価値観を見つめ直すことです。
これまでの出来事が人間形成にどのような影響を与えてきたかを考えることで、自分のことを深く捉えることができます。
自己分析で見つけた「自分らしさ」にはやりたいことや強みも含まれるため、強固な就活の軸となるでしょう。

他己分析

他己分析は、家族や友だちなど近しい人から、どのような人柄なのか分析をしてもらう方法です。
自分で捉えている人となりではなく、周りから見た客観的な印象を知れることがポイントです。
他己分析を行うことにより、自分では見えなかった強みに気づく場合もあるため、関わりの深い人に依頼してみましょう。

業界・企業分析

業界・企業分析は、興味を持った企業や業界を深掘りし理解を深めることです。
「なぜその業界を目指すのか」
「なぜその企業に応募しようと思ったのか」
を分析することにより、目指している働き方譲れない条件が帰納的に分かることがあります。
志望動機を作る際にも必要となりますので、数をこなして慣れておきましょう。

インターンシップ

インターンシップでは実際に会社の雰囲気や働き方を見て、自分と合っているかを確かめることができます。
複数のインターンシップに参加することにより、どのような会社で働きたいかが明確になり、就活の軸を作ることができます。
学業や部活動などのスケジュールを調整し、無理のない範囲で参加するようにしましょう。

OBOG訪問

OBOG訪問を行うことで、実際に働いているリアルな声を知ることができます。
OBOG訪問は、ネット上の情報だけでは分からない実際の働き方や、キャリアステップを知ることができる貴重な機会です。
話を聴いて共感ができなければ、自分に合っていないと判断できるため、ミスマッチを事前に防ぐことができます。
部活動やサークル、ゼミの繋がりを活用して、情報収集を進めましょう。

就活の軸の例文100選

就活の軸の例文100選
ここからは代表的な就活の軸の例を紹介します。
軸の種類ごとにカテゴライズしているので、自分に合った軸を確認してみましょう。

【価値観・理念に基づく軸】

  1. 社会貢献:社会課題の解決に直接的に関わりたい
  2. 環境問題:地球環境の保全に貢献できる仕事
  3. 教育:未来を担う子どもたちの成長をサポートしたい
  4. 医療福祉:人々の健康や生活を支えたい
  5. 国際貢献:グローバルな舞台で活躍したい、国際協力に携わりたい
  6. 地域活性化:自分の思い入れのある地域に貢献したい
  7. ジェンダー平等:男女平等な社会の実現に貢献したい
  8. 多様性:様々なバックグラウンドを持つ人が活躍できる社会を創りたい
  9. ワークライフバランス:仕事とプライベートを両立させたい
  10. 倫理観:高い倫理観に基づいた事業を行う企業で働きたい
  11. 透明性:オープンで風通しの良い社風を重視したい
  12. 公平性:成果や能力が正当に評価される環境で働きたい
  13. 顧客第一主義:お客様に寄り添い、最高のサービスを提供したい
  14. チャレンジ精神:常に新しいことに挑戦できる環境
  15. 成長:スキルアップできる環境、自己成長を促してくれる企業
  16. 安定:長く安心して働ける企業、安定した基盤を持つ企業
  17. 専門性:特定の分野を極めたい、専門知識を活かしたい
  18. 創造性:自分のアイデアを形にできる仕事、クリエイティブな仕事
  19. 独立志向:将来的に独立したい、起業したい


【スキル・経験に基づく軸】

  1. 語学力:英語や中国語など、語学力を活かしたい
  2. ITスキル:プログラミング、Webデザインなどのスキルを活かしたい
  3. マーケティングスキル:マーケティングの知識や経験を活かしたい
  4. 営業力:コミュニケーション能力を活かして、お客様に商品を届けたい
  5. 分析力:データ分析のスキルを活かして、課題解決に貢献したい
  6. 企画力:新しい企画を生み出し、実現したい
  7. 交渉力:関係者と交渉し、合意形成を図ることにやりがいを感じる
  8. リーダーシップ:人をまとめ、目標達成に導くことに喜びを感じる
  9. コミュニケーション能力:人と関わる仕事、チームで働く仕事
  10. 問題解決能力:課題を見つけ、解決策を実行していくことにやりがいを感じる
  11. ストレス耐性:プレッシャーの中でも、冷静に仕事を進められる
  12. 責任感:責任感を持って、最後までやり遂げられる
  13. 向上心:常に学び続け、成長していきたい
  14. 協調性:チームの一員として、周囲と協力して仕事を進めたい
  15. 柔軟性:変化に対応できる柔軟性、臨機応変に対応できる力
  16. 実行力:考えたことを行動に移せる、スピード感を持って仕事を進められる


【業界・職種に基づく軸】

  1. IT業界:技術革新の速いIT業界で、最先端の技術に触れたい
  2. 金融業界:お客様の資本に携わり、経済を支える仕事がしたい
  3. メーカー(自動車、電機など):ものづくりに携わりたい、自分の作った製品を世に送り出したい
  4. 商社:海外と関わる仕事、グローバルなビジネスに挑戦したい
  5. コンサルティング:企業の課題解決をサポートしたい、コンサルタントとして活躍したい
  6. 広告業界:広告を通して、人々の心を動かしたい
  7. 人事:採用や人材育成など、企業の人事を支える仕事がしたい
  8. 営業:お客様に直接商品を提案する仕事、コミュニケーション能力を活かしたい
  9. マーケティング:市場調査や分析を通して、商品開発や販売戦略に携わりたい
  10. サービス業:お客様に最高のサービスを提供したい、接客を通して、お客様に喜びを与えたい
  11. 公務員:国民のために、社会貢献性の高い仕事がしたい


【企業文化・環境に基づく軸】

  1. ベンチャー企業:成長中の企業で、スピード感を持って働きたい
  2. 外資系企業:グローバルな環境で働きたい、高い給与や待遇に魅力を感じる
  3. 日系グローバル企業:日本の企業文化とグローバルな事業展開の両方に魅力を感じる
  4. アットホームな社風:風通しの良い社風、社員同士の仲が良い会社
  5. 実力主義:成果が正当に評価される環境、頑張りが認められる会社
  6. 女性活躍:女性が働きやすい環境、女性の管理職が多い企業
  7. 若手活躍:若いうちから責任ある仕事を任せてもらえる環境
  8. 多様な働き方:リモートワーク、フレックスタイム制など、柔軟な働き方ができる環境
  9. 福利厚生:充実した福利厚生、社員寮や社宅がある企業
  10. オフィス環境:快適なオフィス環境、おしゃれなオフィスで働きたい
  11. 企業理念への共感:企業理念に共感できる、企業のビジョンに共感できる


【ライフスタイルに基づく軸】

  1. 転勤なし:地元で働きたい、転勤したくない
  2. Uターン・Iターン:地方で働きたい、地方創生に貢献したい
  3. プライベート重視:残業が少ない会社、自分の時間を大切にしたい
  4. スキルアップ:研修制度が充実している会社、資格取得を支援してくれる会社
  5. 高収入:給与が高い会社、インセンティブ制度がある会社
  6. 社会的地位:社会的に認められる仕事、ステータスが高い仕事
  7. 仕事を通しての成長:仕事を通して、人間的に成長したい
  8. やりがい:社会貢献性の高い仕事、人の役に立つ実感を得られる仕事
  9. ストレスの少なさ:精神的にゆとりを持って働ける環境
  10. 人間関係:良好な人間関係を築ける職場、上司や同僚と良い関係を築きたい


【その他の軸】

  1. 事業内容への興味関心:興味のある分野、専門知識を活かせる分野
  2. 企業の将来性:成長性の高い業界、将来性のある企業
  3. 商品・サービスへの共感:魅力を感じられる商品・サービスを扱いたい
  4. 企業規模:大企業で安定したキャリアを築きたい、ベンチャー企業でスピード感を持って働きたい
  5. 勤務地:都会で働きたい、自然豊かな場所で働きたい
  6. 給与・待遇:給与水準、昇給や賞与、福利厚生
  7. 労働時間:残業時間、休日休暇
  8. キャリアパス:将来的なキャリアプラン、昇進のスピード
  9. 社員の人柄:面接を通して、社員の人柄に魅力を感じた
  10. 企業風土:オープンなコミュニケーション、チャレンジを推奨する風土
  11. 社内イベント:社員旅行、懇親会など、社内イベントが充実している
  12. ボランティア活動:企業として、社会貢献活動に積極的に取り組んでいる
  13. ダイバーシティ&インクルージョン:多様性を尊重し、誰もが活躍できる環境
  14. テクノロジー活用:AIやIoTなどの最新技術を活用している企業
  15. グローバル展開:海外進出している企業、グローバルなビジネスチャンスがある
  16. ブランド力:知名度の高い企業、ブランドイメージが良い企業
  17. CSR活動:環境問題、社会貢献活動に積極的に取り組んでいる企業
  18. コーポレートガバナンス:健全な企業統治、コンプライアンス意識の高い企業
  19. 経営理念:企業のビジョン、経営理念に共感できる
  20. 経営者のビジョン:経営者のリーダーシップ、将来展望に共感できる
  21. 仕事と趣味の両立:趣味の時間を大切にしたい、仕事を通して趣味を広げたい
  22. 自己実現:自分の可能性を試したい、夢を実現したい
  23. 自分らしく働ける環境:自分の個性や強みを活かせる職場
  24. 社会連携:仕事を通して社会と繋がりたい:社会で活躍できる人材になりたい
  25. 価値観:新しい価値観に触れたい
  26. 市場価値:ビジネスパーソンとしての市場価値を高めたい
  27. 幸福度:自分だけでなく周囲の人を幸せにしたい
  28. 変化の激しさ:常に刺激のある環境で働きたい
  29. 視野の広さ:仕事を通して世界を広げたい
  30. 感謝:仕事を通じて人から感謝される喜びを感じたい
  31. チーワーク:チームで成果を出す喜びを分かち合いたい
  32. 権威性:プロフェッショナルとして認められたい
  33. 人生の豊かさ:仕事を通じて自分の人生を豊かにしたい


面接での答え方のコツ

面接での伝え方のコツ
就活の軸に関して面接官から直接質問されることも多くあります。
ここからは、採用面接時に就活の軸を伝えるポイントを紹介していきます。

PREP法を意識する

ゼロから文章を作ることは難しいため、「PREP法」という方法も検討しましょう。
PREP法とは、Point・Reason・Example・Point の頭文字をとった、分かりやすい文章構成を作るためのモデルです。

Point:要点(伝えたいこと)
Reason:理由(なぜそう思うのか)
Example:具体性(事例やデータ)
Point:要点(伝えたいこと)

初めに要点を伝えることで、聞き手に準備をさせることができます。話す順番が決まっていることで、話す側も着地を見失わずに話すことができます。
途中で内容に迷わないためにも、事前に伝えたい内容を整理するようにしましょう。

具体的に伝える

就活の軸を作る基になった出来事があると思います。
なぜその軸を決めたのかを伝える際に、きっかけとなったエピソードを話すと、就活の軸に説得力を持たせることができます。
また、自己PRや志望動機の内容と矛盾が生じていないかも重要なポイントです。
面接対策時に一貫性があるかを確認しましょう。

入社後にどのように活かしたいかを伝える

採用担当者が最も重視していることは「入社後にどれだけ活躍してくれるか」です。
就職の軸がその会社とマッチしていることを伝えたうえで、入社後に叶えたいビジョンも伝えるようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか?
就活の軸は納得して就職活動を終わらせるうえで重要となります。
自己分析や他己分析を入念に行い、自分なりの軸を見つけてみましょう。
また、就活の軸は作って終わりではありません。
エントリーシートや面接時に有効活用できるよう、対策をしっかりと行いましょう。

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また、試合期間や教育実習期間を考慮して就活を進めることができます。
就活に出遅れた、と感じる方も大丈夫。
エージェントを活用して、効率よく就活を進めましょう。
※他のエージェントとの併用や自分自身で進めている選考と並行した利用もOKです!
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