就職・転職ノウハウ

第二新卒の転職は誰に相談するべき?おすすめの相談先&よくある悩みを解説!


第二新卒とは


まずは、第二新卒がどのような人のことを指すのか、また、第二新卒で転職する人の割合などを説明します。

第二新卒ってどんな人?

「第二新卒」に関しては、統一された定義は特にありません。
一般的には新卒入社後に1~3年勤務をしていて転職活動をしている人、または、新卒入社をせずに卒業後1~3年の間に就職活動をしている人が「第二新卒」と呼ばれています
ちなみに、「新卒」は「新規卒業」の略であり、その年に学校を新しく卒業する人が当てはまるので、第二新卒と新卒は同じではありません、注意しましょう。

第二新卒で転職する人の割合

厚生労働省が発表した学歴別就職後3年以内離職率の推移のデータによると、平成31年3月卒で就職した方のうち
・中学卒では57.8%
・高校卒では35.9%
・短大卒では41.9%
・大学卒では31.5%
が3年未満で離職をしている状況があります。


出所:学歴別就職後3年以内離職率の推移|厚生労働省


つまり、新卒で就職した方のおよそ3人にひとりが3年未満で転職をしているということになります。


転職理由の多くはミスマッチ

では、約3人に1人が新卒入社した会社を辞めようと考えるきっかけは、何が多いのでしょうか。
転職理由として多くあげられるのは“ミスマッチ”です。
入社後のミスマッチとは「思っていた仕事内容と違った」「職場環境や社風が合わなかった」など、認識や価値観のズレから生まれることが要因となります。
どうして、ミスマッチは発生するのでしょうか。

自己分析の不足

自己分析の目的は、自分自身のことをより深く知ることです。
強みや弱みだけでなく、「どのような職種が合う・合わないのか」「どんな働き方をしたいか」などを考えることも自己分析に含まれます。
自己分析が不足していると、自身の歩みたいキャリア像や軸がブレるため、ミスマッチにつながってしまう可能性が上がってしまいます。

企業分析の不足

企業分析をすることで、その会社での働き方やキャリアをイメージすることができます。
企業分析が不足していると、具体的な入社後のイメージができず、「たぶんこんな感じだろう」と漠然としたものになりやすいです。
その状態で入社をするとギャップを感じる場合が多く、ミスマッチだと感じるきっかけになってしまいます。

就活時の焦り

就職活動期間中に「志望企業から内定がもらえない…。」「周りは就活を終わらせてるのに自分だけが終わらない…。」といった焦りを感じた方も多いのではないでしょうか。
そのような焦りや緊張により、企業選びを妥協してしまった場合、入社後のギャップにつながる可能性が高まります。
転職活動も就職活動と同様、焦りは禁物です。納得して転職活動を終えられるようにしましょう。

求人情報・就業条件の確認不足

確認不足によるミスマッチも、見落としがちなポイントです。
今回は一例として、「週休2日制」「完全週休2日制」「完全週休二日制(土日)」の3つの違いを紹介します。
一見、どれも週2日休みがあるように見えますが、実際は少し異なります。

◆週休2日制
「ひと月に2日休みの週が少なくとも一度あり、それ以外の週は1日以上休みがある」
◆完全週休2日制
「毎週2日休みがある」
◆完全週休二日制(土日)
「毎週2日、土曜日と日曜日が休みである」

このように、一見記載が似ているため、同じような条件では?と勘違いしてしまうケースも多くあり、入社後に「そういうことだったのか!」と気づくケースもあります。

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第二新卒での転職でよくある質問


ここまではなぜ新卒の方が退職を考えるのかについて解説してきました。
次に、第二新卒の方が転職をするうえで抱える悩みをご紹介します。

①早期退職は転職で不利になる?

早期退職に対する企業の考え方は様々です。
考え方が柔軟な若い社員のポテンシャルを評価する企業もあれば、次も早期退職をするのではないかと懸念する企業もあります。
転職活動時に不利にならないように、退職理由の整理と入社に向けた熱意を伝えられるように練習しましょう。

②大学時代の経験があると有利?

新卒での就活と比べ、大学時代の経験や学歴は重視されないと考えられます。
その代わりにビジネススキルや仕事への取り組み方が評価ポイントとなります。
在職期間が短い場合には大学時代に得た経験を仕事でどのように活かしたかをアピールしましょう。

③就職先を決めてから退職した方が良い?

次の仕事を決めてから退職することをおすすめします。
先に退職してしまうと経済的な焦りから納得した転職ができない場合があります。
忙しくて転職活動が進まない場合は、エージェントを活用して効率的に進めるようにしましょう。

第二新卒におすすめの相談先


第二新卒の方にとって初めての転職活動は不安ばかりだと思います。
ここからは、転職活動時に頼りになる相談先をご紹介します。

①友人や親などの身の回りの人

最も気軽に相談しやすい相手として、身の回りの人があげられます。
普段から近くで過ごしているからこそ、あなたの考え方を理解していることが多く、客観的な意見をくれます。
近年では「リファラル採用」という現社員からの紹介で採用している企業もあるため、つながりを活かしてスムーズに転職できる可能性があります。

②キャリアセンター

新卒で就職活動をしていた際に利用した方もいらっしゃると思いますが、キャリアセンターは大学や専門学校が設置しているキャリア支援を行う場所のことです。
教育機関によって異なりますが、既卒の方も利用できるケースが多く、自身が通っていた学校の設備であるため安心して利用できるメリットがあります。
ただし、卒業後一定期間しか対応していないこともありますので、事前に調べたうえで利用するようにしましょう。

③転職エージェント

転職エージェントは求職者と企業の間に入り、転職活動をサポートするサービスのことです。
プロからサポートを受けることで効率的に転職活動を進めることができます。
また、キャリア相談をできるだけでなく、自己分析や自己PR、面接対策など一貫したサポートを受けられるのも魅力です。
エージェントによっては求人情報を紹介することに特化したものもあるため、自分に合ったサービス内容のエージェントを活用しましょう。

④キャリアスクール

エージェントと似たサービスにキャリアスクールがあります。
こちらは、仕事に必要な専門スキル(マーケティングやコーディングなど)を身に着けることができます。
費用がかかることも多くありますが、転職活動に使える武器にもなるため、業界職種が決まっている方は利用してもいいかもしれませんね。

⑤ハローワーク

ハローワークは無職の方への会社紹介だけでなく、「新卒応援ハローワーク」という若年層専門の支援も行っています。
卒業後概ね3年以内であれば利用することができ、セミナー参加などもできることから心強い相談先の1つといえます。

マイナビアスリートキャリアに相談してみる

相談する前に準備しておいた方がよいことは?


いざ転職相談をする際に受け身で臨んでしまうと的確なアドバイスをもらえないかもしれません。
ここからは、相談する際に事前に準備すべきポイントを紹介していきます。

①相談内容や質問を整理する

何を相談したいのかを整理することで、相談相手から的確なアドバイスを受けやすくなります。
転職活動で分からないことやうまくいかないことを箇条書きでも良いので書き出してみましょう。

②なぜ転職に至ったかを説明できるようにする

後悔しない転職をするためには、なぜ転職したいと思ったかを整理する必要があります。
譲れない条件(転職軸)を持つことで転職先を選ぶ指標ができ、ミスマッチを防ぐことができます。
転職軸の作り方はこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。

③キャリアプランを考えておく

第二新卒で転職される方のなかにはキャリアアップを目的としている方も多いと思います。
まずは今のスキルや能力を客観的に把握し、理想のキャリアとの距離感を掴みましょう。
また、給与や待遇だけでなく、その会社での中長期的なキャリアを見据えて転職することで後悔しないキャリアを描くことができます。

まとめ

第二新卒で転職することは不安なことも多いと思います。
心強い転職活動のパートナーを見つけることが、成功への近道となるため積極的に活用するようにしましょう。
転職活動の進め方を相談する

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