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転職のエントリーシートはどう書く?他の書類との違いや評価UPのコツを伝授
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転職活動で必要になる応募書類の1つ「エントリーシート」
いざ書こうとすると何を書くべきか分からず、悩まれる方も多いようです。
今回はエントリーシートを書くポイントや注意点をレクチャーしていきます。
書き方をマスターし、魅力的なエントリーシートを作成していきましょう。
エントリーシートとは
まずはエントリーシートの概要を理解し、他の書類とどのようなところが違うのか、企業側はこれをどう評価していくのかポイントを押さえながら解説していきます。
エントリーシートの目的と重要性
エントリーシート(ES)とは応募者が企業に提出する書類の1つです。
主に新卒の就活で使用されますが、転職でも提出を求められる場合があります。
採用フローの上流部分で使用されるので、企業に対して自分をアピールできる最初の場になります。
企業側はエントリーシート上に記載されている、志望動機や自己PRに目を通すことで応募者の特徴を掴み、先の選考に進むべきかどうかを判断しています。
他の書類との違いは?
転職活動で提出する応募書類に「履歴書」と「職務経歴書」があります。
それぞれ、エントリーシートとどのような違いがあるか見てみましょう。
■履歴書
事実に基づく仕事や競技経歴、個人情報、個人スキルなどをメインで記載します。
【エントリーシートとの違い】
①使用用途
・エントリーシート:選考時のみの使用
・履歴書:企業によるが選考後も社用データとして保管することがある
※公的書類である履歴書で虚偽の記載をすると不採用や解雇になるので注意
②内容
・エントリーシート:志望動機、ガクチカ(学生時代力を入れていたこと)、自己PRを中心に企業が確認したい内容を問われる。文字が指定されていることが多い。
・履歴書:個人情報を中心に仕事や競技経歴などを記載する
※エントリーシートと履歴書間で内容の重複は問題ない
③入手経路
・エントリーシート:応募先企業のサイトから個人でダウンロード、あるいは企業説明会での直接配布が主流
・履歴書:市販で購入(大学で用意してくれるパターンもある。規格に基づいて販売されてるので基本的に記入内容に差異はない)
■職務経歴書
自分が今までやってきた仕事に関する経験内容を具体的に記載します。
履歴書に記載した経験の内容を具体的に表現するイメージです。事実に基づいたあなたのプレゼン資料となります。
エントリーシートと同じく表現の方法も自由です。
【エントリーシートとの違い】
①内容
・エントリーシート:応募を志望する意思や自己PRなど企業に対して自分を軸としたアピールポイントを表現
・職務経歴書:今までやってきた仕事の内容や成果実績、そして仕事から得たスキルなど仕事を軸としたアピールポイントを表現
②形式
・エントリーシート:企業ごとにフォーマットが異なる。
・職務経歴書:自分の経験を古い順で記載していく編年体形式での記載が一般的。
他に最新の仕事内容から過去の内容を記載していく逆編年体形式、業務経験や関わった企画などの単位で記載していくキャリア形式がある。
企業がチェックしているポイント
ここまではエントリーシートの目的や他の応募書類との違いを解説しました。
次は、企業側がエントリーシートでどのような部分に着目しているのかを紹介していきます。
応募者のポテンシャルと企業とのマッチ度
企業は自己PRから応募者の人間性を判断します。
どのような人柄なのかを把握し、入社後に活躍してくれそうかを見ています。
また、活躍できるかだけでなく、人柄自体が社風に合うかも見ているので、その企業が社員に何を求めているかを読み取り、自分はそれに当てはまるかを判断することも重要です。
その企業を魅力的に感じた理由
「なぜ」その企業に魅力を感じて、「どうして」その企業を志望するのか。
これらは志望動機に関連してくる部分ですが、あなた自身の価値観や過去の経験と結びつけることで、より確かな根拠を企業側に伝えることができます。
具体性を持って表現し、説得力のある内容にしましょう。
簡潔明瞭な伝え方になっているか
企業側は一連の文章を通して、伝え方や説明力についても見ています。
ビジネスでは、どのような仕事でも報告する機会があります。
相手に分かりやすく伝えるスキルが欠けていては、業務に支障が出てしまいます。
要点がわかりやすく伝わる文章を意識して作成しましょう。
エントリーシートの内容を考えるコツ
エントリーシートには公式的なフォーマットは特にありません。
企業独自で作成しているので、問われる内容は企業によって変化してきます。
今回は、共通して必ず問われる「自己PR」と「志望動機」に関する大事なポイントを解説します。
自己PR
自己PRはあなたの特性を企業にアピールできる非常に重要なものです。
ただし、一方的にあなたの良さを伝えるだけでは魅力的な自己PRとなりません。
あなたのその強みは過去どんな状況で活かされ、今後その企業、あるいはポジションでどのように活かすことができるのか、具体的に伝えることを意識しましょう。
企業によっては求める人物像が募集要項に記載してある場合もあるので、強みと共通する部分があれば関連性を持たせるのも有効です。
志望動機
エントリーシートに限らず、履歴書や面接でも必ず聞かれる志望動機。
なぜその企業で働きたいのか、企業に対する熱量を伝えることが大切です。
企業のホームページやプレスリリース、採用情報などあらゆる情報源からその企業にしかない特色や魅力に基づいた理由が書けると競合他社との差別化もでき、志望動機の具体性が更に高まります。
自分が入社した場合、どのような形で企業の成長に尽力できるかイメージできる志望動機を作成しましょう。
エントリーシートのマナーを押さえよう
ここまで、エントリーシートの内容の作り方を解説してきました。
次はエントリーシートを作成していくうえで誰もが陥りやすいNGマナーを解説していきます。余計な部分でマイナス評価を受けないようにしっかり確認しておきましょう。
話し言葉はNG
話し言葉は相手にフランクな印象を与えやすくなるため避けましょう。
ビジネス上の言葉遣いとして相応しいかどうか客観的に見直してください。
また、多くの人が無意識に使用していますが、ら抜き言葉もNGです。
誤字脱字に注意
誤字脱字をなくすことは「社会人の基本」と言っても過言ではありません。
こういった些細な部分で減点されてしまうのは非常にもったいないので、記入後は3回は見直しを徹底しましょう。
手書きの場合は読みやすさ重視で
手書きの場合はボールペンや万年筆の使用が必須です。
綺麗な字に越したことはありませんが、綺麗さにかかわらず相手が見て分かりやすいように丁寧に書くことを意識しましょう。
顔文字・記号NG
エントリーシートに限らず、プライベートのメールやSNSで使用するような「!」や「(笑)」、顔文字などの使用は厳禁です。
熱意や意欲は記号に頼らず、言葉で丁寧に伝えましょう。
余白をできる限りなくす
記入欄はびっしり書き込むのも読みづらくなってしまうので避けたいところですが、空白が多すぎると意欲がないように捉えられかねないので、枠の約8割は埋めるように意識しましょう。
更に評価UP!エントリーシートの書き方の極意
ここからはエントリーシート作成の最終調整です。
更に魅力的なエントリーシートになるよう、最後まで完璧にマスターしましょう!
結論から書き出そう
結論から先に伝えるのは社会人として鉄則です。
PREP法を活用すると内容がクリアになり、相手が理解しやすい文章になります。
Point:要点(伝えたいこと)
Reason:理由(なぜそう思うのか)
Example:具体性(事例やデータ)
Point:要点(伝えたいこと)
見せ方を工夫しよう
多くのエントリーシートに目を通さなければならない担当者からすると、エントリーシートの見やすさ文字も大事になります。
文字がびっしりしていては情報収集が難しくなるため、改行や箇条書きなど書き方や見せ方を意識しましょう。
要件は最低限に絞ろう
結論をわかりやすく伝えられても、その結論に至った背景が複雑では、一体この背景から何を伝えたいのか分かりにくくなってしまいます。
背景に関しても情報量を大事な部分に絞って簡潔に、かつ良さが伝わるように工夫しましょう。
作成したら添削してもらおう
ある程度自分で文章を作れたら、必ず第三者に添削してもらいましょう。
自分以外の人がこの文章を読んだ時に違和感はないか、分かりづらくはないか、家族や友人でも構わないので一度見てもらうことをおすすめします。
身内や近い存在だけではなく、転職のプロである転職エージェントを利用するのもおすすめです。素人では気づきにくい部分の指摘、内容の添削、企業に合わせた対策で伴走してくれます。
自分に合った添削方法を取り入れてみましょう!
まとめ
今回は転職活動におけるエントリーシートの作成に関して、目的や重要性を踏まえて書き方のコツや注意点を解説してきました。
冒頭でもお伝えした通り、エントリーシートは自分をプレゼンできる最初の場になります。
あなたの今までの経験や実績、スキルがしっかりと伝わるように、今回解説したポイントを意識して魅力的なエントリーシートを作成していきましょう!
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