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これで完璧!【最終面接の逆質問】ポイントとOK&NG例を丁寧に解説
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- 最終面接の逆質問対策をする前に知っておきたい基礎知識
- 最終面接の逆質問とは
- 一次面接や二次面接と最終面接の違い
- 最終面接の逆質問‐7つのポイント
- ①逆質問をする目的を考える
- ②逆質問に対して面接官から質問で返されたときのことを想定する
- ③企業のウェブサイトや社長・社員ブログなど企業関連コンテンツから情報収集する
- ④面接官に自分が入社後に働いているイメージをさせる
- ⑤待遇面など面接官が回答に難しい内容の質問は避ける
- ⑥質問は最低3~4個準備する
- ⑦簡潔に話すよう意識する
- これでばっちり!おすすめ逆質問集
- ■会社の理念・事業方針などに関する質問例
- ■会社との相性を問う質問例
- ■会社での挑戦環境を問う質問例
- 聞き方に気を付けて!NG質問例
- ■求人票に記載のある質問
- ■はい or いいえ で回答できる質問(クローズド・クエスチョン)
- ■研修やサポート制度に関する質問
- 逆質問を回答していただいた後の受け答え
- まとめ
- スポーツ経験者の転職サポートならマイナビアスリートキャリア
最終面接の逆質問対策をする前に知っておきたい基礎知識
当たり前に聞かれる逆質問。
最終面接での逆質問は一次・二次面接での逆質問とはまた違った意味合いにもなってきます。
まずは面接ごとの逆質問に関して、基礎的な部分から段階的に紐解いていきましょう。
最終面接の逆質問とは
まず、結論からお伝えすると、最終面接における逆質問の時間は自分をアピールできる最後の場であり、内定が出るか出ないかに大きく影響してくる重要な時間です。
必ず質問しなければいけないルールはないですし、シンプルにあなたがここまでの面接を通して抱いた疑問を直接解消できる最後の機会でもありますが、一方で自分の人間性や競技人生を通して培った力、その業界、企業、事業への関心やマッチ度の高さを質問を通して伝えられる最後のチャンスでもあります。
ここで改めて自分自身や今回の転職活動を振り返りながら、自分の人間性を上手く伝える逆質問ができるよう、焦らずしっかり対策を立てていきましょう。
一次面接や二次面接と最終面接の違い
明確な違いは参加する面接官の役職・担当領域です。
多くの企業において、一次面接や二次面接では、採用担当者や実際に現場で一緒に動くことになるようなマネージャー陣が参加することが多いです。
これらの面接における逆質問は、社会人としてのマナーを踏まえた基本的な質問力、コミュニケーション能力の有無、またこれまでの人生や競技経験で得たスキルを踏まえて、実務に関する質問ができるかどうかを見られています。
対して最終面接では社長や役員レベルの方が参加されます。
会社の経営を担う重要なポジションでありますから、その会社に属した際のあなたの将来性・ポテンシャルを評価される場合が多いです。
つまり、最終面接では社会人マナーやコミュニケーション能力、スキル面だけでなく、企業や事業全体の方針、将来的なビジョンとあなた自身が合致していることを示せるような逆質問の対策ができていると良いと言えます。
最終面接の逆質問‐7つのポイント
逆質問対策をする上での基礎知識を押さえたところで、実際に押さえるべきポイントを確認していきましょう。面接官に好印象を与える7つのポイントです。
①逆質問をする目的を考える
まずはあなたが逆質問をする目的を考えましょう。
冒頭でも述べたように、内定が出るか出ないかに大きく影響してくる最終面接での逆質問です。
自分の疑問や不安を解消できる貴重な機会でもありますし、あなたがその企業でどのように能力を発揮できるか、どんなことを実現したいか、具体性を持たせた上で面接官にアピールすることもできます。
自分がどんな目的をもって逆質問を準備するか、考えるようにしましょう。
②逆質問に対して面接官から質問で返されたときのことを想定する
あなたが投げた逆質問に対して、面接官が質問で返してくることもしばしば。
これに対する準備ポイントは、前述と似ていますがその逆質問をするにあたった背景、なぜそれを聞きたいのかを明確にしておくことです。一貫した考えを持つことで、矛盾がなく、面接官も納得のできる回答をすることができます。
全ての逆質問に対して徹底的な質問の想定を図ることはありませんが、ある程度準備しておくことで緊張せず挑むことができるでしょう。
③企業のウェブサイトや社長・社員ブログなど企業関連コンテンツから情報収集する
少なくとも企業のウェブサイトや社長・社員ブログ、SNSなどは最低限チェックしておきましょう。
一次、二次面接を通過してきているので企業情報は網羅しているかと思いますが、企業の最新トピックスやニュースリリース、SNSなどさらに一歩踏み込んだ質問ができることで、あなたのその企業に対する興味関心度の高さが評価されることでしょう。
④面接官に自分が入社後に働いているイメージをさせる
入社後を想定させるような将来性のある逆質問は、面接官にあなたの働く姿をイメージさせることができます。
具体的な業務内容に関する質問をすることで、より鮮明なイメージをしてもらうことで採用へ近づくことでしょう。
⑤待遇面など面接官が回答に難しい内容の質問は避ける
給与の詳細や福利厚生などの質問は最終面接官よりも人事担当に聞くほうがベターです。
最終面接の面接官はあくまでも役員や社長の場合が多いので、聞かれて困るような内容の質問は避けるようにしましょう。
また、給与や福利厚生、残業時間など待遇面に関する質問ばかり用意すると、採用条件だけを重視しているように捉えられてしまいます。注意しましょう。
⑥質問は最低3~4個準備する
近年は逆質問を重視する企業も増えてきており、時間を多く取ってくれている傾向にあります。
質問を1つに絞りすぎて、「他に質問はありますか?」と聞かれたときに焦ることがないように、逆質問は予備も含めて3~4個用意しておきましょう。
⑦簡潔に話すよう意識する
前述の質問にも付随してくる内容ですが、「逆質問の時間が長尺」=「ダラダラ質問しても問題ない」というわけではありません。
最終面接で参加してくる社長・役員クラスの方々は、多くのビジネスマンと交流をしているため、あなたの話し方や伝え方もチェックしています。
話は簡潔明瞭にまとめ、評価に繋げるようにしましょう。
また、過密スケジュールのなか、時間を調整して面接の時間を頂いている場合もあるため、面接で聞きそびれが無いように、質問の優先順位も自分の中で明確化させておくとよいでしょう。
これでばっちり!おすすめ逆質問集
「最後に何か質問はありますか?」と聞かれたときの、良い印象を与える回答例をご紹介します。ポイントも合わせてカテゴリ別に解説していくので、是非参考にしてみてください。
■会社の理念・事業方針などに関する質問例
会社の理念や事業方針の内容を逆質問することで、改めて企業全体の目指す方向性を確認することができます。
また、今後の自分自身の高いパフォーマンスの実現や成長に繋がり、その企業への興味関心の強さをアピールできるでしょう。
・御社の理念には●●とありますが、日ごろ業務をこなしていくうえでこの理念を感じる瞬間はありますか?
・御社では、●●事業に現在力を入れておられると思いますが、今後更に発展させたいとお考えの事業はありますか?差し支えなければその発展のために必要な要素もお聞かせください。
■会社との相性を問う質問例
社員一人一人に求める価値観を面接時に確認しておくことは、入社後の意識のズレを少なくすることに繋がります。頂いた回答から、自分がその会社の中でどのように働いていけるかイメージしてみましょう。
・私は今までの人生や競技経験を通して●●を大切にしてきました。これは御社で活躍していくにあたって■■の部分で活かしていけると考えておりますが、そのほかに御社独自で大切にされていることがあれば▲▲(面接官)さんの視点で構いませんので教えてください。
・入社するにあたって意識しておくべきことや、社員の皆さんに共通している考え方があればお伺いしたいです。
■会社での挑戦環境を問う質問例
自分が入社した際に挑戦したいことを伝えたうえで、現実的に可能かどうか確認してみましょう。
あなたの自発性と挑戦心から会社への貢献の意欲が垣間見えることで、面接官からの印象が良くなります。
・私個人としては、入社させていただいたら担当予定の●●分野の業務だけでなく■■分野の業務にも挑戦したいと考えております。こちらは機会と成果次第で実現可能でしょうか?
聞き方に気を付けて!NG質問例
反対に逆質問の内容によっては、マイナス評価に繋がってしまう内容もあります。
あらかじめNG例を知っておくことで、リスクに備えましょう。
■求人票に記載のある質問
誰もが転職するうえで気にするのは待遇・福利厚生に関する内容でしょう。転職活動の軸にしている人も多いと思います。
ですが、待遇や給与に関する内容は求人票に書いてある場合が多いです。
求人票に記載されている内容の質問をするのは、「求人票を読み込まずに選考を受けに来ている」と面接官に捉えられかねないですし、
場合によっては待遇目的で入社しようとしているのでは?というマイナスな印象を与えてしまう可能性もあります。
また、先述している通り、最終面接の面接官は社長や役員であることが多く、詳細な質問に答えることが難しい場合もあるでしょう。
もし確認するのであれば、人事面接の際に確認をするか、内定後の最終確認として人事に確認することをおすすめします。
・アスリート手当はいくらくらい出ますか?
・競技の時間は十分に確保できるでしょうか?
・年間休日はどのくらいでしょうか?
■はい or いいえ で回答できる質問(クローズド・クエスチョン)
一言で回答が終わる質問は、会話が非常に広がりづらい特徴があります。
得られる情報に具体性はなく、面接官からすると「会社に対する興味がないのかも」と判断されてしまう場合があります。
聴き方を少し工夫するだけでこの事態は避けることができるので、意識してみましょう。
・リモートワークは可能ですか?
・部署移動はできますか?
■研修やサポート制度に関する質問
単に研修制度の有無を確認してしまうと、入社前から会社に頼ろうとしていて、自発性・主体性がないように思われてしまいます。
研修に関して確認する際は「自分はこういったスキルを上げて業務に活かしていきたいと考えているのですが、そういった研修やサポート制度は何かありますか?」などと、伝え方に工夫をして確認するようにしましょう。
・研修制度はどういったものがありますか?
・資格取得におけるサポートはなにかありますか?
逆質問を回答していただいた後の受け答え
自分の質問したい内容がすべて聞けた時点で逆質問の時間が終わりというわけではありません。
必ず質問に対応していただいたことへのお礼を一言添えることを心がけましょう。
「私から知りたい内容は全てお聞きできたため、これ以上は特にございません。ありがとうございます、ますます入社への意欲が高まりました。」などと伝えると好印象です。
ここまでの選考・面接が無駄にならないよう、最後まで丁寧に受け答えしましょう。
まとめ
最終面接での逆質問に関して、基礎的な部分や一次・二次面接との違いを比較しながら説明してきました。
逆質問の時間をただの疑問消化の時間として使うのではなく、自分の人間性をしっかりアピールし、有効的に活用するためには入念な対策が必要不可欠です。自信を持って万全な状態で最終面接に挑んできてください!
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