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TOKYO DIMEが目指す、“活躍するアスリート”とは

TOKYO DIME タイアップ編 代表インタビュー

マイナビアスリートキャリアとTOKYO DIMEは、人材育成および認知度向上におけるパートナー契約を締結しました。
マイナビアスリートキャリアはこれまで培ってきた人材領域におけるノウハウを活かし、人材育成プログラムの提供などを通して『TOKYO DIME』所属選手の社会人基礎力と競技力の向上に寄与するとともに、就労希望者へのキャリア支援も行うことで、アスリートが社会で活躍できる環境づくりを目指します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002005.000002955.html
 

現在、マイナビアスリートキャリアはパートナーシップ契約を締結しているTOKYO DIMEへ、人材育成プログラムの提供をおこなっています。
今回は、『競技だけではなく、社会人としても自立した人材の育成』を目指して所属選手のキャリア支援にも取り組まれているTOKYO DIME代表の岡田さんに、このプログラムへの期待やチームとして育成していきたい人物像などをインタビューいたしました。
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TOKYO DIMEの選手だからこそ、なってほしい姿とは―


―所属するメンバーにはどんな人材になってほしいと考えていますか?
TOKYO DIMEでは理念として3つあげています。
1. 世界一を目指し、常に勝利にこだわる
2. 人と人を繋ぎ、心を豊かにする存在に
3. 3x3競技とバスケットボール競技の普及・発展に寄与する
 
競技の技術向上だけではなく、“誰かのために”動ける人材になってほしいと思います。プロ活動は多くのファン、スポンサー、地域や行政にも支えられています。だからこそ、社会に対して様々な役割を発揮していかなければならないと思っているからです。
3つの理念については、それぞれ向けるベクトルの方向を意図的に変化させるようにして考えました。1つ目は自分自身、2つ目は自分+その周りのコミュニティ、3つは社会全般に対して、役割をどんどん広げて貢献できるようにしていきたいという想いで掲げています。1つ目からしっかり叶えていくことで、3つ目の先にある未来へ繋がると考えています。
今回、マイナビアスリートキャリアが提供してくださる研修(人材育成プログラム)では、この理念を叶えるための知識や考え方を学ぶことができ、更にはプロ選手として必要なスキルも得ることができると考え、導入を決定したという背景があります。しっかり学んで、プロとして活躍する人材を育んでいきたいですね。

―チームの考えや理念について、選手の反応は?
まず前提として、入団時にチームの考え方や理念などを伝え、選手の同意を得てから加入手続きを進めます。なので『競技だけではなく、自分自身で考えて行動できる人』『TOKYO DIMEの想いや理念に賛同してくれる人』が入ってくれています。
また、私自身の想いや考えは“カルチャー”として伝わっていくように、コーチや監督にも落とし込んでいます。このカルチャーを作るには時間がかかるものですし、徐々に浸透していくものだと思いますが、選手が理念や考えを体現してくれるような人材に成長していくには必要な時間だと思っているので、丁寧に行っていますね。

―実際、「カルチャーが当たり前になっている」と感じる場面はありますか?
ありますね。選手自身が自発的に動くようになっていると思います
例えば、こちらが何かお願いをしなくても個人のSNSでチームの事を考えた内容を投稿していたり、スタッフや周りへの感謝の言葉や行動なども含め、積極的に動いてくれていると感じます。
あとは当たり前でありながら忘れがちな挨拶や感謝の気持ちを、日頃から堂々と言い合える関係性が、着実に構築されていると思っています。人間として当たり前のことかもしれませんが、継続的かつ至極当たり前に気持ちよくやっていくことでプロ意識が生まれる1つのきっかけになっていくと思っています。



TOKYO DIMEが考える“活躍するアスリート”とは


―改めて、TOKYO DIMEはどんなチームですか?
一言で言えば統率が取れているチームだと思いますね。チームとしての理念や在り方、大きな指針については話しますが、その他は特段口出しをしません。チーム全体としてこうしてほしい、などの話をする際も真摯に受け止めながら、すぐに行動に移せているので、随時アップデートして成長できるチームになってきています。

―メンバーに期待していることは?
“自分”をもって行動する人になってほしいですね。前向きにポジティブに、現状維持ではなく成長し続けることに期待しています。常に前向きに、正しい方向を向いて行動してほしいなと思います。

―岡田さんの考える“活躍するアスリート”とは?
前述とも被ってしまいますが、『自分を持っていて、自ら行動する人』だと思います。誰かに言われて動くでもなく、自責の念を持って過ごすことができる人ですね。自分にベクトルを向けて成長をし続けてほしい。
例えば練習場所がないのであれば、今の自分に必要な練習を考え、必要な場所を探してトレーニングをする、といったように、常に考えて投げ出さずに行動していくと結果的に活躍する人材になっていくと思います。
勝ち負けの世界なので努力を才能が凌駕するという現実もありますがそれは短い競技人生という期間の間だけでしか評価されず、本当にいい選手というのは人望もあり、多くの人からリスペクトされ、競技を終えてからも長く評価されているような人物だと思います。
そんなアスリートがDIMEから輩出されていく事を目指していますね。

―“勝ち”だけではなく、選手自身の成長も大切にされているのですね
そうですね、両輪だと思っています。いい人だから勝つわけでもなく、だからといって勝つことだけに目を向けていたら、応援してもらえるチームにはなりません。
TOKYO DIMEはまだまだ発展途上です。選手を抱えられる器が大きくなれば、制度も整い、勝ちと選手の成長の両輪で活躍しやすくなるはずです。
選手にもファンにもTOKYO DIMEを選んでもらえるよう、組織としてもっと器を大きくしていきたいと思っています。

―器を大きくしていくためには?
運営会社としては、組織を大きくして多面的に活躍できる場所や機会を増やしていかなければいけないと思っています。冒頭では私が選手に期待していること、といったお話をさせていただきましたが、逆に会社としても同じで、いい選手に選ばれるようないい会社に成長していかなければならないフェーズにいると感じています。会社という基盤を大きくして選手が活躍しやすい環境になるために、会社も一緒に大きくなっていきたいですね。


これからの人材育成プログラムについて


―本プログラムを通じてどのような力を得てほしいと考えていますか?
「人間力」だと思います。自分自身のマインドの変化を感じてほしいです。言葉にする力、考える力を身に着けて、コニュニケーションの取り方を学び、自分で思ったことを正しい言葉にできるようになってほしいとも思います。インプットだけではなくアウトプットの時間を大事に、いろんな想いを言葉にしてほしいです。

―確かにディスカッションやアウトプットの機会は大切ですよね。
そうですね、特に日本ではあまりないことだなと思います。プレゼンテーションやディベートに苦手意識のある選手は多いと感じていて、アスリートとしてはもったいないと感じています。
プライベートも含め全てにおいて積極的になってほしいとは思いませんが、アスリートの場面では別の話です。アスリートとしての積極性は性格ではなく必要なスキルになってくるので、自分の性格はこうだからではなく、与えられた役割だと思って積極的に活動し、活躍してほしいと思いますね。
今回プログラムではインプット、アウトプット、ディスカッションのすべてが含まれています。このセミナーがすべてを変えてくれる、というわけではありませんが、このセミナーを通して選手自身が変わるきっかけになればいいと思います。また、考える力を蓄えて、より一層磨きのかかったアスリートになってくれるのではないかと期待しています。

―最後にマイナビアスリートキャリアに期待することは?
セミナーを継続していくことはもちろん、現状に囚われずに、ワクワクする取り組みを一緒にやっていきたいですね。この業界を引っ張るような、革新的なチャレンジをご一緒したい!と思っています。


 
 
―――編集後記―――
今回はTOKYO DIME代表の岡田さんにお話を伺いました。競技成績だけではなく、選手の人間力を向上させ、社会に貢献できるようなアスリートを輩出していきたいというお話に共感しました。そしてその1つの役割として、マイナビアスリートキャリアが一緒にお取り組みできることに喜びも感じました。
TOKYO DIMEとマイナビアスリートキャリアだからこそできることを共に考え、取り組んでまいります。
インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。